ハイエースのダメな点を暴露します【後悔しないための7つの理解】

ハイエースのダメな点を暴露します【後悔しないためには7つの理解が必要です】

ハイエースのダメな点、もっとリアルな声が聞きたい!

ハイエースを買おうという人にとって以外と曖昧なのはハイエースのデメリット。

「ハイエースは仕事やレンタカーで乗ったことがある」という人も、ファミリーカーとして考えるなら事前に知っておくべきことがいくつかあります。

ネット上にも多少情報はありますが、乗ってみて初めてわかる点が結構あります。

そこで今回は、これからハイエース購入を検討している方が失敗しないために、ハイエースのダメな点をリアルにお伝えします。

目次

ここがダメだよハイエース!デメリットを7つ紹介

ここがダメだよハイエース!デメリットを7つ紹介

勢いでハイエースを購入して失敗しないためにも、事前にハイエースのダメな点を知っておくのは重要。

ファミリーカーとして新車で購入した現役ハイエース乗りから見た、ハイエースのデメリットは以下7つほどだと感じています。

順に見ていきましょう。

燃費が悪い

ハイエースの燃費は、はっきり言って悪いです。

ハイエースの中では燃費が良いと言われるディーゼルでも、ガソリンに比べてリッター2〜3km良い程度で、10km/Lいかないくらいです。

ちなみにガソリン車だともっと悪いので、燃費を気にする方がハイエースを安易に購入すると必ず後悔することになります。

燃費の悪さについては、ハイエースユーザーには宿命なのである程度の割り切りが必要です。

私のハイエースの燃費については、下の記事で詳しく紹介しています。

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乗り降りが大変

ハイエースはノーマル車高だと乗り降りが結構大変です。

特に乗車時は一旦荷物を座席に置いて、片手でアシストグリップを掴みながら乗り込む必要があります。

センターコンソールに手を伸ばして荷物を置くのも良いですが、乗り込む前だと結構遠いですし、純正のアシストグリップはプラスチック製で滑り気味なので、握りそこねて落ちないように注意が必要です。

特に40代以降の人や腰痛持ちは気を付けないとね・・・。自分も何回か痛い思いしました。笑

心配な人はカーボン製で握りが滑りにくい仕様になっている社外品をつけるのもアリです。

ちなみにリアの乗り降りは問題ないですが、ついでにフロントと合わせて交換すると良いです。

ふわふわとした乗り心地

ハイエースの乗り心地は悪いと良く言われますが、厳密に言えば「ふわふわする」です。

元々ハイエースは1000kgも積載に耐えられる作りになっているので、そもそものサスペンションの構造が一般のファミリーカーと異なります。

この「ふわふわ」感をどう感じるかは結構好みのわかれるところですね。

ハイエースのリアサスペンションはリーフスプリング、通称「板バネ」と呼ばれる板状の鋼が何枚か重なった構造です。

flexdreamオリジナルのハイエース200系リーフスプリング 
flexdreamオリジナルのハイエース200系リーフスプリング flexdream   

「板バネ」は大きくたわむことで大きな荷重に耐えられる反面、荷物を積んでいない状態だと跳ねやすく、結果ふわふわした乗り心地になります。

路面の凹凸が激しい場所に関しては、板バネにより結構車体がポンポン跳ねるイメージです。

ハイエースチャンネルを運営されている「HIACE MAN」さんの動画で板バネの動きをみることができます。

▶︎【意外と見れない2】新型ハイエース 5型SGL4WD 板ばね サスペンション

私のハイエースの仕様や乗り心地については下記記事を参考にしてください。

ちなみに良く言われる振動ですが、ガソリンモデルの場合、振動はほぼ感じません。

振動は一般のミニバンと変わらないですが、ふわふわした乗り心地が苦手な方は足まわりのカスタムをお勧めします。

ハイエース専門でカスタムを行うフレックスや、ユーアイビークルなどのショップにお願いするのも良いです。

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横風の影響を受けやすい

ノーマル車高のハイエースは、高速道路などで大型トラックが横を走り去る時などに結構な横風の影響を受けます。

この横風による影響は私も何度かヒヤッとした経験がありますが、購入するまでは考えもしませんでした。

思っているより影響を受けるので、高速道路を走行する時はいつも以上にしっかりとハンドルを握りましょう。

特に高速道路走行時は、旅行などリアに多くの荷物を積むために前上がりになり、フロントタイヤの接地面が減ることで直進安定性が落ちる可能性があります。

ハイエースをローダウンする人が多いのは、単に見た目だけでなく重心を下げて安定性を得るメリットもあります。

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車庫入れが面倒

ハイエースの車庫入れは一般の乗用車から乗り換えると面倒に感じますが、実は全長はアルファードより短くミニバンとほぼ同じくらいです。

なのに面倒に感じる理由を考えてみると、運転席から最後尾までが長いことが挙げられます。

ハイエースはキャブオーバーという運転席の下にエンジンがある構造により、ミニバンに比べて最後尾までが長くなるので視認性がどうしても悪くなります。

ハイエースの運転が初めての方はバックモニターは必須です。

ちなみに先頃発売された新型ハイエース6型にはパノラミックビューモニターが搭載されたため俯瞰で見れるようになり、車庫入れが格段に楽になりました。

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クーラーの効きが極端(特に後部座席)

これこそ購入して初めて分かることなのですが、ハイエースはクーラーの効きが強く、悪くいうと極端です。

特に子供達が乗る後部座席は簡易の風量調節なので、夏場はクーラーの調節を頻繁に上げ下げしています。

あまりクーラーが効きすぎると体調を崩す原因にもなるので、毛布などの防寒具の常備が必要です。

クーラーが良く効くのは良いことなのですが、後部座席ももう少し細かい風量調節ができると嬉しいです。

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防音・断熱効果が低い

私が乗っている車体はスーパーGLダークプライムIIというグレードですが「バン」タイプ。

ハイエースには「バン」と「ワゴン」が存在し、荷重を乗せることを重視した「バン」と、人を乗せることを重視した「ワゴン」では役割が異なります。

「ハイエースバン」タイプはあくまで商用目的なので防音や断熱効果ははっきりいって一般のミニバン以下。

なのでハイエースの車内は、夏は暑く冬は寒いです。

加えて防音効果も低いので、乗用車から乗り換える方は、ロードノイズや軋み音、天井への雨音などが気になるかもしれません。

特に車内で寝泊まりする車中泊などの用途で考えている人は要注意。車内の温度管理は必須です。

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ハイエースのデメリットの改善方法は?

ハイエースのデメリットの改善方法は?

紹介したハイエースのデメリットですが、じつはほとんどは改善が可能です。

具体的には以下のあたりはカスタムでOKです。

燃費が悪い

→ アネーラの導入

乗降しやすさと横風影響改善

→ 車高調整

ふわふわな乗り心地改善

→ 足回り強化

防音・断熱効果の向上

→ デッドニング

専門用語もありますが、順に説明します。

燃費が悪い|アネーラの導入

前述のようにハイエースの燃費はファミリーカーと比べるとかなり悪いです。

ハイエースは車体が非常に重いので仕方ないですが、そんなハイエースもカスタムパーツをひとつ導入するだけで、燃費やトルクが向上する可能性があります。

その燃費改善の効果が期待できるのが、「アネーラ(ANELR)」というアイテムです。

下の画像はユーアイビークルさんのブログで入荷された際にアップされている画像です。

アネーラ
ユーアイビークルブログ

バッテリーのアース線を取り外して「アネーラ」と交換することで電流の流れを活性化させて電流ロスを減らし、燃費やアクセルのレスポンスを向上させる商品です。

「アネーラ」については、ハイエース専門チャンネルのYouTuber「garage11」さんが過去に動画でも紹介しているので、気になる方はチェックです。

▶︎【ハイエース】やってる人はやってる!part2

動画の視聴者さんからも実際に効果を実感する声があがってますね。

アネーラツイート

値段は少々しますがアクセルが軽くなり燃費が3km以上向上することを考えると高くない値段です。

ちなみにネットでも買えます。

乗降・横風の対策|車高調整

乗り降りが大変なハイエースも、車高を低くすることで乗り降りがしやすくなります。

また車高を低くすることで車の重心が下がり走行も安定します。

特に高速道路での横風の影響も減らすことができます。

リアに荷物を多く積んで走る機会が多い人などは、フロントを下げるのは特に効果的です。

フロントはトーションバーを調整するだけでわりと簡単に調整できるのですが、ディーラーにまず相談してください。

ただし車高調整は「Toyota Safety Sense」を搭載している車両の場合、調整することにより安全装置が働かなくなる可能性があるためディーラーでは拒否されることが多いです。

よってディーラーで車高調整をする場合は、購入時に「Toyota Safety Sense」を外す必要があります。

Toyota Safety Sense搭載車でもカスタムショップでは対応してもらえるみたいですね。ただ以後はディーラーでの点検等は一切受け付けてもらえないと言われたので、要注意。

⬆︎デメリット改善一覧へ

乗り心地改善|足回り強化

ハイエースのふわふわした乗り心地は、前述したように主にリアのサスペンションに板バネを利用していることから発生します。

この「ふわふわ感」を改善するための改善策は主に3つあります。

  • スプリング交換
  • シャックル交換
  • ショックアブソーバー交換

スプリング(フロントのトーションバースプリング、リアのリーフスプリング)を変えてしまうのが一番効果的ですが、コストも一番高いです。

スプリング交換の場合、だいたい10万前後します。

なので、おすすめとしてはシャックルかショックアブソーバーを交換してしまうこと。

シャックル交換だと4万前後、ショックだと6万前後で購入可能です。

ちなみにシャックルおよびスプリング変更については、改造申請が必要なので要注意。

⬆︎デメリット改善一覧へ

防音断熱処理|デッドニング

ハイエースバンはボディやルーフの内張りに断熱材が使用されていません。

よって外気温が室内に伝わりやすく、夏は暑く冬は寒いというわけです。

またエンジンが運転席の下にあるので、エンジンからの熱が運転席や助手席に伝わりやすいです。

デッドニングについては色々程度がありますが、内張剥がしがあればDIYでも行うことが可能です。

また断熱だけでなく、スピーカー周りの振動を抑えるためにデッドニングする人も多いです。

スピーカー周辺に特化するなら吸音材の付いたコチラ👇

⬆︎デメリット改善一覧へ

デメリットは気になる・・・。それでもハイエースに乗りたい!

それでもハイエースに乗るなら

紹介したようにハイエースを一般のファミリーカーとして乗るには色々とデメリットが多いのも事実。

「デメリットは分かったけど、ずっと我慢できるかわからない。でも、乗ってみたい!」という人は、今話題のサブスクを利用するのも一つの選択肢です。

初期投資を少額に抑えれるので、万が一「ハイエースを買って失敗だった」となっても被害を最小限に抑えることができます。

月額27,000円〜と、リースナブル な価格でハイエースを手にいれることも可能。

サブスクだと乗り換えも気軽にできるし、これからの時代に合ってそう!

まとめ:ハイエースのダメな点は改善可能

まとめ:ハイエースのダメな点は改善可能

以上、ハイエースのデメリットとその改善点について紹介しました。

購入前にデメリットを理解しておくことで、イメージとのギャップを抑えて後悔することを防げます。

しかも紹介したデメリットはカスタムによってほぼ改善が可能。

ハイエースには便利なグッズが沢山発売されているのでデメリットを理解しつつ、改善過程も楽しむぐらいでいきましょう。

ハイエースのダメな点を最後におさらいです。

ハイエースの理解すべきダメな点7つ
  1. ハイエースの燃費は良くないのを理解しておく
  2. 乗降は高さがあるので注意(特に足腰悪い人)
  3. 固い乗り心地が好きな人はカスタム必須
  4. 横風の影響をかなり受けるので高速道路では要注意
  5. 後ろの視認性が悪いので車庫入れ要注意
  6. セカンドシートは冷房が極端なので防寒具を常備する
  7. 防音・断熱効果は一般のクルマよりかなり低い
ハイエースのダメな点を暴露します【後悔しないためには7つの理解が必要です】

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