キャンプ用品って高いイメージ。だからキャンプグッズを一気に揃えるのって大変じゃないかしら。
車中泊人気で需要の高まるキャンプ用品。
キャンプ用品は車中泊やキャンプだけでなく防災グッズとしても活用できるので、プレゼントにも喜ばれます。
実はキャンプギアの中でもそれなりの費用が掛かかるのはテントやタープぐらい。
その他は意外と予算に応じて安く抑えることも全然可能です。
この記事では、キャンプ初心者に向けて予算別のおすすめキャンプ用品をシーン別に23個紹介します。
最初に揃えたいお手軽&定番キャンプ用品
これからキャンプを始めたい人やキャンプデビューしたばかりの人にとって、キャンプギアの選び方って意外に難しいですよね。
そんな人向けに、まずは3000円以下と安価で買える定番キャンプギアを10個を紹介します。
スノーピーク チタンシングルマグ
スノーピークのチタンマグカップはキャンプをする人は必ず手に入れてほしい逸品です。
チタンマグは1枚のチタンプレートから一つづつ、熟練職人の手によって生み出されているマグカップです。
チタンは熱伝導率が低く熱い飲み物にも最適で、極めて軽量なのに加えてハンドル部分が折り畳めるのでコンパクトに収納ができます。
このチタンマグは定番中の定番。ペアで絶対持っておきたいね。
スノーピーク トレック900 SCS-008
いわゆるクッカーやコッヘルと呼ばれるアイテム。
容量は900mlで、一度で約二人分の麺やパスタを茹でることができます。
アルミ製で超軽量ですが、クッカー内は表面がアルマイト加工なので耐腐食性や耐摩耗性も高いです。
付属のメッシュケースに入れるとコンパクトで、マグカップと併せて使用するとオシャレ。
口コミにもあるように岩谷産業のジュニアコンパクトバーナーがすっぽりと入ります。
ジュニアコンパクトバーナーと相性抜群なので一緒に購入したいアイテムだね!
キャプテンスタッグ アルミロールテーブル
アルミローテーブルと言えばキャプテンスタッグでしょう。
重さはわずか700gなのに耐荷重は30kgと非常に頑丈にできています。
なんといっても2,000円という格安価格なのに実用性が半端なく高い、神コスパなのが最大のウリ。
このアルミローテブルについては、別記事にて詳しくレビューをしています。
収納も場所をとらずナイロンケースも付属するので、車中泊用に車に常備するものオススメです。
ソロキャンプだとテーブルはこれ一つで何とかなる場合も多いです。
コールマン パッカアウェイケトル/0.6L
熱効率のよいアルミニウムを使用し、艶消しがシックなコールマンパッカアウェイケトル。
持ち手部分にはシリコンを使用し滑り止め効果もあります。
また表面がアルマイト処理されているので、耐摩耗性・耐腐食性も高く、アマゾンチョイスにも選ばれていてるので安心して使える商品です。
蓋がケトル本体としっかりとはまるので、注いでいる最中に蓋がズレにくく使い勝手も良好ですので、初めてのケトルにはもってこいです。
容量は0.6ℓなので、ソロキャンプではこのコンパクトがちょうど良い感じ。ただファミリーキャンプにはちょっと小さいかな。
MiliCamp メスティン
「メスティン」というとスウェーデンのtrangia(トランギア)社を思い浮かべる人が多いと思います。
しかし「メスティン」とはアルミ製の長方形型クッカーの総称で、持ち手を跳ね上げて蓋をロックすることもできる飯盒の事全般を指し、各メーカーより色々な「メスティン」が販売されています。
「MiliCamp」のメスティンはドイツ製で、ドイツの食品安全基準LFGBに合格しているので性能もトランギアのメスティンに全く後れを取りません。
金額もトランギアのものより安く、むしろコスパではリードしています。
メスティンを一つ持っておくとお米を炊くだけでなく、炊き込みご飯・ラーメン・パスタ・ポトフなどの調理にも活躍します。
蒸し物にも使ちゃうの超優秀なアウトドアギア。ひとつ持っておいて損なし!
モーラ・ナイフ(ステンレス)
モーラは創業125年を誇るスウェーデン発祥のナイフブランドです。
職人たちによって受け継がれてきたシンプルな構造ながらも、丈夫な刃造りの技法で生み出された刃と握りやすいラバーハンドルが特徴で、ナイフ初心者にも扱い安いアイテム。
刃の長さは10.4cm、刃の厚みは3.2mmもあるので、調理やフェザースティック作りはもちろん、薪割り(バトニング)にも使用できてこれ一本で幅広い用途に使用できます。
金額も2,000円代と安価で購入ができるので多くのアウトドア愛好家に大人気の商品です。
carbaby バーベキューコンロ
「carbabyバーベキューコンロ」は折りたたみ式のバーベキューコンロ兼焚き火台です。
収納時のサイズは34cm×18cmとコンパクト。
安価ながら収納バックも付属していて、これ一台でバーベキューや焚き火を楽しめます。
▶︎【コンパクト焚き火台】ツーリングに最適!! CARBABY BBQコンロの紹介
ネジを一切使っておらず組み立ても6つからなる部品を組み合わせるだけなので、ものの1分もかかりません。
類似品でもっと高価なバーベキューコンロ兼焚き火台も沢山ありますが、それらに性能で勝るとも劣りません。
コスパ抜群だし、初心者なら初めの1台はこれで良いね!
topoomy LEDランタン
もはやキャンプや車中泊には定番中の定番、USB充電式のLEDランタン。
ランタンとしてだけではなく、携帯の充電器としても使用できるのが嬉しいです。
ガスランタン派の人も、LEDランタンを一つ持っておくと非常に便利です。
別の記事で詳しいレビューしているので、よければ参考にしてください。
このLEDランタンはマジで使い勝手最高だね。
ソト(SOTO) マイクロトーチ
手の平サイズに収まる超小型のバーナー。
風にも強く炎温度は1300度もあるので、強風により炭起こしに手こずる時はこれを使うと一気に火をつけることができます。
バーベキュー以外にもロープの切断やマントルの空焼き、料理に焦げ目つけたりと、多彩な用途がある便利アイテムです。
カセットガスから充填できる点もポイント高いね。
キャプテンスタッグ 折りたたみコンテナ
荷物の仕分けに便利なコンテナですが、コンテナ弱点はコンテナ自体が結構かさばるところ。
しかしそんな悩みから解放されるのが「キャプテンスタッグ折り畳みコンテナ」。
このコンテナは縦に折りたたむことができるので、複数個購入してもかさばらず車に常備しておけます。
材質 | ポリプロピレン |
使用サイズ | 450mm×315mm×高さ255mm |
収納サイズ | 450mm×315mm×厚さ65mm |
重量(約) | 920g |
容量(約) | 26L |
コンテナが折りたためるとかなりの省スペースになるよね。
幅が広がる!あると便利な機能的キャンプギア
価格は4,000円~と少し高くなりますが、持っているとキャンプが効率化できる機能性の高いキャンプギアを紹介します。
スノーピーク マナイタセット
「snow peak」の刻印が入った見た目にもカッコいいマナイタセット。
折り畳み式で、まな板をの内側にペティナイフサイズの小型包丁がセットされています。
まな板と包丁が一緒に携帯できるのは安全でポイント高い!
マナ板側の包丁を収納する部分には落下防止のマグネットが付属しているので、開いた時にマナ板から包丁が外れない構造です。
マナ板裏面には4コーナーに滑り止め用のゴムが付いているのでズレることなくカット作業を行う事ができます。
ちなみにマナ板自体は「木」ですので、長く使うためには手入れをした方が良いでしょう。
★マナイタセットについては下記のスノーピークアイテムの記事でも紹介しています。
コールマン ファイアープレイスケトル
丈夫なステンレス製のクラシックケトルで、サイズは高さ23cmm、重量は約570gです。
ファイアープレイスケトルは注ぎ口に蓋がついていて、焚き火付近で使用しても灰が入りにくい構造を。
容量も1.6ℓと十分な量でオールステンレスのため焚き火台やストーブにかけっぱなし沸かせるのは嬉しいです。
注ぐ時は水圧で自動的に蓋が開いてくれます。
なんといっても形が良いよね!
ポーレックス コーヒーミル2 セラミック
キャンプの醍醐味の一つと言えば外で飲むコーヒーですが、せっかくなら自分で挽いた豆で飲みたいですよね。
このポーレックスミニは精密ですがシンプルな構造なため手入れもしやすいです。
また粒度の調整機能が付いているので、細挽きから粗挽きまで自分の好みに合わせた粒度で挽けます。
本体サイズ | 直径5cm×高さ13.5cm |
重量 | 250g |
刃の材質 | セラミック刃 |
キャップ | ステンレス |
本体:ステンレス | ポリプロピレン |
ハンドル部分 | 鉄・ポリプロピレン(グリップ) |
、本体とキャップ部分はステンレス製、刃の材質はセラミック刃で全体的に質感が高いです。
自分で挽いて飲む朝のコーヒーこそキャンプの醍醐味だよね。
SOTO レギュレーターストーブ ST-310
SOTOのシングルバーナーST-310は、 キャンプシーンで使用する王道バーナーとして大変人気。
氷点下での状況でも安定した火力を発揮するので冬のアウトドアでは必需品です。
登山などの本格派のニーズにもしっかりと答えてくれる商品。
またCB缶いわゆるカセットボンベを使用するのでお財布にも優しく、OD缶と比べると同じガス量の缶1本につき、1/2〜1/5ぐらいの値段で購入できます。
- CB缶1本(250g) 100円〜250円
- OB缶1本(250g) 400円〜500円
火力も2500kcal/hあり、家庭用のガスコンロ(約3600kcal)には及ばないまでもキャンプでは十分な火力です。
本体サイズ | 幅17cm×奥行15cm×高さ11cm |
重量 | 0.35kg |
点火方式 | 圧電点火方式 |
使用時間 | 約1.5時間 |
ガス容量 | 250g |
ST-310はコンパクト&軽量なので1人登山にも便利で、ゴトクも安定感があるので鍋料理などを楽しむこともできて家族や友人とのキャンプにも活躍します。
MoonLence アルミロールテーブル
「MoonLence」という名前は聞きなれない人も多いかもしれませんが、2017年日本に上陸した中国発ブランド。
中国産というとひと昔前までは不安がありましたが、最近の中国産は保証もしっかりしています。
ジュラルミン製で高さ36cm×奥行き40cm×幅56cm、重さは1.6kgで耐荷重も30kgとかなり重い物も載せられますが、それでいて収納すると45cmほどのコンパクトさ。
耐荷重30kgなら多少重いものを乗せてもビクともしないね!
このテーブルの最大の特徴は2セット以上を購入すると天板を追加することで連結できる点で、ソロキャンプやファミリーキャンプなど、用途に合わせて組み合わせて使える点が大変人気です。
ユーザーの評判も上々です。
ハスクバーナ 手斧38cm
ハスクバーナ製の手斧は、多数ある中でも圧倒的に売れている手斧です。
木の柄タイプは高品質のスウェーデン製の鋼から鋳造されていて強靭性と鋭利性を兼ね備えています。
ちなみに柄の部分の材質はアメリカのヒッコリー材を使用、ヒッコリー材は重硬な木材で強度が高く、特に衝撃吸収力が大きく手斧には最適な材質です。
刃の部分には専用の革ケースも付属してるのは良いね。
ハスクバーナのような高品質の手斧は、キャンプ好きの所有欲を満たしてくれるアイテムの一つです。
コールマン エクスカーションクーラー30QT
コールマンのエクスカーションクーラーは洗練されたデザインが特徴的なクーラーボックスです。
保冷力も約2日間あり容量も約28ℓとしっかりと確保されています。
蓋の部分にはドリンクホルダーがあり、平な形状なので小さいお皿ならテーブル代わりとして載せることも可能です。
以下、エクスカーションクーラーのスペックです。
本体サイズ | 約46cm×33cm×40cm |
容量 | 約28ℓ |
重量 | 約3.1kg |
材質 | ポリエチレン、ポリプロピレン、発泡ウレタン |
その他 | 環境にやさしいサーモオゾンインサレーション、ドリンクホルダー付き |
プレゼントにも!ワンランク上のオシャレキャンプ用品
使いこなすにはちょっとコツが要りますが、アウトドア好きならいつかはゲットしたいワンランク上のオシャレで高機能なキャンプギアを紹介します。
山善 スタイルワンアクションテーブル
アウトドアでテーブルといえば定番のコールマンやロゴスを始め多数ありますが、テーブルの高さをワンタッチで変えられるものとなると意外と少ないです。
そこでおすすめなのが山善のアクションテーブル。
その点山善のスタイルワンアクションテーブルは37.5cmと60cmの2段階に調節が可能。
通常使用の場合は60cm、ローチェア一緒に使用する場合は37.5cmなどキャンプスタイルに合わせて変えることが可能です。
本体サイズ | 幅81cm×奥行40/70cm×高さ37.5/60cm |
収納サイズ | 幅42cm×奥行11.5cm×高さ44cm |
重量 | 2.7kg |
材質 | 天板=アルミ(エポキシ樹脂塗装)、フレーム=アルミ |
原産国 | 中国 |
ちなみに奥行は40cmと70cmが用意されていますので、ファミリーユースの場合は70cmが便利かと思います。
コールマン ワンマントルランタン286A
コールマンの代表的なアウトドアギアの一つと言えばコレ。
「ワンマントルランタン」はホワイトガソリンを燃料とするランタンで、多くのキャンパーが愛用している定番中の定番アイテムです。
LEDランタンのような手軽なライトも良いですが、ガソリンランタンならではの洗練された機能美も心地よいです。
鉄製品の持つ質実剛健さは、所有欲を満たしてくれるよね。
▶コールマンギアVol.8/ワンマントルランタン
LEDランタンと比べると手間がかかるガソリンランタンですが、その過程も楽しむのがガソリンランタンです。
本体サイズ | 約φ16×31(h)cm |
燃料タンク容量 | 約590cc |
燃焼時間 | 約7.5~15時間 |
明るさ | 約200CP/130W相当 |
重量 | 約1.4kg |
付属品 | プラスチックケース |
また1800ルーメン(130W)という明るさはLEDランタンとは比べ物にならない明るさで、LEDランタンの通常200ルーメン前後のものと比べると約9倍程度の明るさということになります。
ガソリンランタンはキャンプの屋外灯として一つ持っておきたいね。
キース クッキングポットチタンライスクッカー
チタン製のライスクッカーです。
チタン製のクッカーは超軽量でかつ丈夫ですが本来炊飯には向きません。
なので通常米を炊く時はアルミのクッカーを選ぶことが多いのです。
しかしこのキースチタンライスクッカーは蒸気で炊くという方法により問題なく炊けます。
またチタンは丈夫なため薄い作りでき、熱伝導率が悪い割にお湯を早く沸かすことができます。
これがあればケトル代わりに利用できるから荷物も減らせるね!
チタン製は基本的に値段が高いですが、ソロキャンプや登山など、極力荷物を軽量にしたい時にはオススメです。
グリップスワニー G-2 ライディングモデル
グリップスワニー製グローブのライディングモデルです。
ライディングという名だけあって本来バイクでのアウトドアツーリングを想定したアイテムですが、アウトドアで使用する人も多いです。
実際ユーチューバーの「ビートないとー」さんがグリップスワニーのアイテムを良く使用されていて、このモデルをキャンプシーンにて使用されています。(動画3分50秒あたりから紹介)
▶今年買って良かったもの!2018年
動画内でも紹介されているとおり、雨や強風、火など、過酷な条件下でもあらゆる作業において適した作りです。
バイクでのソロツーリング&ソロキャンプをする人は、これ一つでツーリング用グローブとキャンプ用グローブを兼用できます。
少々値段はするけど、皮グローブは手の形状に馴染んできて長く使えるから結局コスパは高いかもね。
Helinox チェアワン
ヘリノックスのチェアワンはコンパクトチェアの中でも名実とものトップクラスのブランドで、世界で数々の賞を受賞しています。
一見欧州ブランドの印象がありますが実は韓国発祥のDAC社のブランドで、現在はDAC社からは独立しています。
ヘリノックスの軽さと頑丈さは独特なフレームシステムからきており、このフレームに使われているアルミポールがDAC社の製品なんです。
DAC社はテントのアクセサリーやテントポールをメインに開発し、多くのアウトドアブランドが採用しています。
ヘリノックスのチェアもこのポールの技術を生かして開発されたアイテムだよね。
背面はメッシュになっているので通気性も良く、軽量でコンパクト。
ポールにシートを被せるスタイルなので、座った時の独特のホールド感が魅力です。
足下のフレームには、小物入れとしても利用可能なバッグが取り付けできて便利です。
ヘリノックスのワンチェアを真似た商品が出回っていますが、元祖であるヘリノックスが耐久性や縫製も一番しっかりしているので、いずれは手にして欲しいアイテムです。
DOD ソトネノサソイ
キャンプや車中泊で欠かせないアイテムがキャンプマット。
キャンプマットの選択次第で、睡眠の質が変わってしまうほど重要なアイテムです。
DODのキャンプマット「ソトネノサソイ」は、エアバルブを開けるだけで空気が入るオートマチックエアバルブを採用し、ものの10分程度放置していると5cmほどの厚みになります。
表面・裏面生地の接合部分は圧着式接合を採用、水が侵入しにくい仕様でテント泊でありがちな結露にも安心して使えます。
サイズはS・M・Lの3種類を展開しており、どのサイズを購入しても連結拡張して使用できます。
★「ソトネノサソイ」の購入時の詳しいレビューは下記から読むことができます。
まとめ:定番アイテムとこだわりアイテムを組み合わせよう
まず揃えたい定番グッズ、機能的グッズ、ワンランク上のオシャレグッズという形で、予算別に紹介してきました。
皆さんが思っている以上に、低価格でも機能的で使いやすいキャンプ用品はたくさんあります。
最後に、今回紹介したキャンプギアの特徴についておさらいです。
コスパ重視で定番キャンプギアをゲット!
持っているとキャンプが更に楽しくなる!
値段が張ってもとにかく良いものが欲しい!
低価格の定番アイテムを揃えながら、ワンポイントにこだわりのアイテムを取り入れると、初心者でも満足度の高いアウトドアライフが送れますよ。
今回は以上です。
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