【初心者必見】バン?ワゴン?わかりにくいハイエースのグレード選びを徹底解説

【初心者必見】バン?ワゴン?わかりにくいハイエースのグレード選びを徹底解説

ハイエースを買いたいけど、種類が多くてどれを選べば良いかわからない・・・おすすめのグレードを知りたいなあ。

こんにちは。ichi(@ichi_14blog)です。

私もハイエースを買う時は、全く知識ゼロからのスタートでした。

乗り換えを考える時にどうせならアウトドアや車中泊に便利な車がいいなあと思い、長年気になっていたハイエースという選択に行きつきました。

ただハイエースには利用シーンや予算に応じて万人が使いやすくするため、バリエーションが沢山あります。

選択肢が多すぎて初心者にはどれを買うべきか分かりにくいのも事実です。

なので今回は、ハイエースの購入を検討している人にグレードの選び方について紹介します。

目次

グレードの基本はバンタイプの「スーパーGL」と「DX」

グレードの基本はバンタイプの「スーパーGL」と「DX」

ハイエースのグレード展開の把握は実はそれほど難しくありません。

大きく分類すると、ハイエースのバンタイプは「スーパーGL」と「DX」の2種類。

加えてバンタイプの他に、ワゴンタイプというより9~10人搭乗できるモデルがありますが、ワゴンタイプは車幅が大きく小回りが効きにくいのでバンの「スーパーGL」と「DX」かのチョイスが一般的で人気です。

ということで今回はバンタイプに絞って説明します。

早速「スーパーGL」と「DX」の違いについて見ていきましょう!

装備が充実したスーパーGL

ハイエースの中で最上級グレードなのがスーパーGL。

エンジンは2000ccのガソリンと2800ccのディーゼルがあり、ディーゼルはさらに2WDと4WDが選べます。

乗車定員はいずれも2列シートの2/5人乗りです。

スクロールできます
グレードエンジン駆動
スーパーGL2000 ガソリン2WD(6AT)
スーパーGL2800 ディーゼル2WD(6AT)
スーパーGL2800 ディーゼル4WD(6AT)

またスーパーGLは以下のような装備を搭載。

  • LEDヘッドランプ
  • 電動のドアミラー
  • ドアハンドルメッキ仕上げ

スーパーGLはもはや最新の普通車並みの装備です。

携帯しているだけでエンジンを始動できるスマートエントリー&スタートシステム、ステアリングスイッチなどもオプションとして選択が可能です。

ダークプライムモデルや50周年モデルなど、スーパーGLの中でもさらにプレミアムなグレードも用意されています。

いわゆるミニバンに近いラグジュアリーなハイエースがスーパーGLの位置づけです。

使用用途に応じた選択肢が豊富なDX

一方のDXモデルは車型の種類が豊富に用意されているのが魅力で、スーパーGLにはない5速MT車も選択可能。

乗車定員は3列シートで6〜9人乗りです。

スクロールできます
グレードエンジン駆動
DX2000 ガソリン2WD(6AT)
DX2000 ガソリン2WD(5MT)
DX2800 ディーゼル2WD(6AT)
DX2800 ディーゼル4WD(6AT)
DX GLパッケージ2000 ガソリン2WD(5MT)
DX GLパッケージ2000 ガソリン2WD(6MT)
DX GLパッケージ2800 ディーゼル2WD(6AT)
DX GLパッケージ2800 ディーゼル4WD(6AT)

DXモデルは内装や装備、シート、断熱材、カーペットなどを簡素化して価格を抑えていて、ファミリーユースというよりは仕事ユースに向けた仕様です。

走行の基本性能はスーパーGLと全く変わりません。

初期費用を抑えたい人は、DXモデルで乗り始めて少しづつカスタムしていくのもいいと思います。

マイカー使用ならスーパーGL一択

完全な仕事ユースで、のりごこちなどを気にしない、と言う場合はDXを選ぶのが望ましいです。

そうでなければ豪華な内装や装備が追加されているスーパーGLを選択しておけば、仕事でもプライベートでも両方こなすことができます。

実際ディーラーにお聞きしたところ、スーパーGLを選ぶ方が全体の80%近くだそうです。

ボディは標準ボディかワイドボディ

ボディは標準ボディ(ナロー)かワイドボディ

グレードが決まったら次はボディの幅、標準ボディ(ナローともいう)かワイドボディかの選択です。

バンタイプのスーパーGLには標準ボディ(ナロー)・標準ルーフの4ナンバー(小型貨物)と、ワイドボディ・ミドルルーフの1ナンバー(普通貨物があります。

スーパーGLの標準ボディとワイドボディのサイズは以下のとおりです。

スクロールできます
サイズ標準ボディ(標準ルーフ)ワイドボディ(ミドルルーフ)
全長4695mm4840mm
全幅1695mm1880mm
全高1980mm2105mm

ワイドボディの方が全長で14.5cm、全幅で18.5cm、全高で12.5cm長くなっています。

特に全幅は20cm近く違うので、標準ボディと比べると助手席との距離感がかなり感じられます。

広さ以外にも、標準ボディ・ワイドボディのそれぞれ特徴があるので確認しましょう。

使い勝手の良さが魅力の標準ボディ

標準ボディの魅力はなんといっても使い勝手の良さ。

全長は5m近くあるのに、全幅は一般的な車と変わらず意外と小回りもききます。

荷物もワイドボディ程ではないですが、普通の乗用車と比べると圧倒的なスペースを誇ります。

ちなみに私の周りで標準ボディを選んでいる人が多いです。

車中泊も大人二人、子供一人程度なら問題なく可能で普段使いもしやすく、スーパーなどの施設での駐車も意外に問題なく行えます。

また商用貨物登録の4ナンバーなので、自動車税も安く済みます。

自動車税については『ハイエースの自動車税と自動車税のしくみ<令和元年分明細公開>』でも紹介しています。

以下が標準仕様のボディサイズです。

ナローボディサイズ
TOYOTA 公式サイト
標準ボディ向きの人
  • 広さを確保しつつも使い勝手を重視
  • 4駆のディーゼルに乗りたい
  • 普段使い兼、休日は車中泊も楽しみたい
  • コストを抑えたい

圧倒的な広さが魅力のワイドボディ

標準ボディと比べて、圧倒的な広さが確保できるワイドボディ。

荷室幅はなんと1705mmと170cmの大人が横向きに寝れるレベルの広さなので、車中泊やキャンピングカー仕様を考えている方にはとても魅力的です。

ワイドボディサイズ
TOYOTA 公式サイト

しかし注意点もあります。

標準ボディより基本の車体料金が高く、1ナンバーになるため高速料金も2割増しになります。

またワイドボディにはディーゼルモデルは2WDのみのラインナップです。

4WDのディーゼルモデルを希望の場合は標準ボディを必然的に選ぶことなる点も要注意!

ワイドボディ向きの人
  • 車中泊等で広いスペースを確保したい
  • よりたくさんの荷物を積載したい
  • 4駆にこだわらない
  • 将来キャンピングカー仕様にカスタムしたい

ハイエースにどんな価値を求めるのか

標準ボディかワイドボディかの選択は、かなり迷うところでしょう。

ハイエースの魅力は広い居住性と荷室の積載量なので、その意味ではワイドボディが最良の選択かもしれません。

ただ私の場合は標準ボディでも十分すぎるほどのスペースだと感じています。

一方で、普段使いの利便性との両立なら標準ボディが使いやすいです。

「何故ハイエースを買いたいのか」を明確にしてボディサイズを選びましょう。

私のハイエースを購入するまでのプロセスも『ハイエースを購入する時の店選びと試乗について【ハイエース200系5型ガソリン】』していますので、合わせて参考にしてください。

エンジンはディーゼルかガソリンか

エンジンはディーゼルかガソリンか

最後にエンジンですが、ここも悩みどころです。

結論から言うと一番満足度は高いのは最上級グレードの4WDのディーゼル。

私は結局ガソリンエンジンを選択しましたが、それにはいくつか理由があります。

まずはガソリンエンジン、ディーゼルエンジンそれぞれのメリットデメリットを整理してみます。

ガソリンエンジンのメリットとデメリット

以下にガソリンエンジンのメリットとデメリットをまとめてみました。

ガソリンエンジンのメリット
  • 車体価格が安い
  • ディーゼルと比べると静音性が高い
  • メンテナンスが容易
ガソリンエンジンのデメリット
  • ディーゼルに比べて燃費が悪い
  • トルクが小さい(坂道のパワー不足)
  • 2WDしか選択肢が

それぞれ見ていきます。

ガソリンエンジンのメリット

ガソリンエンジンの一番のメリットは、なんといってもハイエースのある生活を安価にはじめることができる点です。

ディーゼルエンジは2WDで約60万、4WDになると約90万程の車体価格が高くなります。

よってディーゼルエンジンの場合、オプション装備、税金など入れると、乗り出し価格は約400万~450万近くになります。

ディーゼルエンジンだと、結構良いクラスのミニバンを購入できる計算になりますね。

ガソリンエンジンは燃費こそディーゼルエンジンに劣りますが、車体が安いのでイニシャルコストを抑えることができます。

「とにかくハイエースのある生活を少しでも安くはじめたい!」という人はガソリン車が良いでしょう。

その他メンテナンスがほぼいらない、ディーゼルに比べて静粛性が高い、などもガソリンの利点です。

ガソリンエンジンのデメリット

一番のデメリットは燃費の悪さです。

急な坂道でパワー不足を感じるという記事を良く見かけますが、普段使いでは全く問題ないです。

ただトルクフルかと言われるとそうではないので重い荷物を積んだりすると、急勾配ではシフトダウンが必要なシーンがあるかもしれません。

5型にはMTモードも搭載されているのでパワー不足を感じるときには3速、2速などシフトダウンも対応可能です。

燃費については『ハイエースガソリン車の燃費は?カタログ値と実燃費を比較【ハイエース200系5型】』に詳しく書いていますので、そちらを参考にしてください。

ディーゼルエンジンのメリットとデメリット

次に、ディーゼルエンジンのメリットとデメリットを見てみます。

ディーゼルエンジンのメリット
  • 4WDが選べる
  • ガソリンと比べると燃費が良い
  • 低速からトルクが大きい
  • 耐久性が高い
ディーゼルエンジンのデメリット
  • ガソリンに比べるとうるさい
  • メンテナンス必要
  • ガソリンに比べると乗り心地に難
  • 車体価格が高額に

順にみていきます。

ディーゼルエンジンのメリット

ディーゼルエンジンのメリットは、燃費が良く、トルクフルで走りに余裕がある点です。

重い荷物を積んでも坂道や高速での加速も力強く行えます。

ディーゼルは四駆を選べるので雪国在住の人はディーゼルエンジン一択でしょう。

ディーゼルは4型後期よりアドブルー(尿素)の補給が必要だったり、エンジンオイルの交換サイクルがガソリンの2倍だったりと、メンテナンスには多少気を使いますが走行性能はガソリンよりも上

また車体費用は高いですが、維持費(燃料代+オイル交換費用)はディーゼルの方が安いので、仮に10年間乗ればは数十万の差になります。

ただ車体価格が2WDで+60万円、4WDで+90万円ということを考えると、年間かなりの距離を走らないと元を取るのは難しいですね。 元を取るつもりでディーゼルエンジンを選択するのはやめた方がよさそうです。

売却時の価格もディーゼルの方が高値がつきやすく10万~20万程高い値段がつくことが多いので、リユースの価値重視の方はディーゼルがお得です。

ディーゼルエンジンのデメリット

デメリットはディーゼル特有の振動とエンジン音です。

4型後期よりクリーンディーゼルとなり低振動化・静音性がアップしましたが、それでもガソリンエンジンには及びません。

長時間仮眠する場合はエンジンは基本切りますので問題ないですが、少し気になるぐらいの振動はあります。

ディーゼル5型に乗っている友人の話ですが、寝ている最中に定期的にアイドリングが上がり、その振動で寝付けなかったという話を聞きました。

どうしても気になる人は、カスタムパーツやデッドニング処理などで改善も可能なので、カスタムを楽しむ気持ちで対応するのも良いです。

バランス重視のガソリンと走り重視のディーゼル

エンジン選びも一長一短です。

なのでディーゼル向きな方とガソリン向きな方をそれぞれまとめました。

2WDガソリンエンジンがオススメの方
  • 少しでも安くハイエースライフを始めたい方
  • イニシャルコストを抑えたい方
  • 休みの日にアウトドアや車中泊・キャンプを楽しみたいという方
ディーゼルエンジンがオススメの方
  • 悪路や雪道でも安心して走行したい方
  • ハイエースの性能に妥協したくない方
  • お金に余裕のある方
  • 燃費重視の方

個人的には2WDのディーゼルはちょっと中途半端な形がします・・・

私はコスト面と雪が降らない場所のため、ディーゼルのポテンシャルを生かしきれないと判断してガソリンモデルの2WDを選びました。

ちなみに実際にディーラーさんのお話では雪国の地域では4WDディーゼルが良く売れ、雪の降らない地域はガソリンモデルが良く売れるそうです。

住んでいる地域の気候に合わせて選択するのも良いでしょう。

まとめ:ハイエースに何を求める方で選び方が変わる

まとめ:ハイエースに何を求める方で選び方が変わる

紹介したように、様々なモデルがあるハイエース。

予備知識なしでハイエースの購入を検討すると、バリエーションの多さにうんざりしてしまいますが、グレード・ボディ・エンジンと順序立てて検討し、ハイエースに何を求めるのかを考えるとグレード選びもラクになりますよ。

一つ断言できるのは、どの組み合わせを選んだとしてもハイエースは非常に楽しい車だということ。

今回の記事が購入検討の参考になると幸いです。

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