
ハイエースは憧れだけど、ファミリーカーとしてはどうかな。
SUVやミニバンの方が実用的そうだし・・・購入を決めるまでのプロセスを知りたいな・・・・
こんにちは。ichi(@ichi_14blog)です。
ファミリーカーとしてハイエースを購入するには、それなりの下調べが必要になります。
しかしネット上にはハイエースをファミリーカーとして購入した体験談がほとんど見当たらず、気になる人も多いでしょう。
そこで今回は、私がハイエースを購入する時に行ったショップ選びと試乗についてを紹介します。
- ハイエースのショップ選び
- 試乗の重要性
ハイエースを購入するためのショップ選び【ハイエース200系5型ガソリン】

当たり前ですが、まずは店舗に行って相談することです。
ですがその前にTOYOTAのサイトやハイエースを扱っているブロガーさんの記事を事前にチェックしておきましょう。
ハイエースについての見るべきサイトを下記に紹介します。
前知識をぜひインプットしてからお店に行くとスムーズです。
専門ショップは知識やバリエーションが豊富
ハイエースを買う時にひとつ問題になるのが「ディーラー」か「専門ショップ」どちらに相談するか、です。
居住地にFLEXなどのハイエース専門店があればそちらに相談するのが良いです。
経験豊富な専門スタッフがいるので疑問点についても詳しく教えてくれます。
また専門ショップはコンプリートカーを沢山扱っているので手っ取り早くフルカスタムにしたい人はそれも良いでしょう。
ただし小規模のカスタムショップだと、購入後のアフターケアがずさんだったりするケースもあるので要注意です。
ハイエースの専門ショップに行く場合は、実績があって信頼できるショップにしましょう。
近くにない場合はディーラーに行くのが良いと思います。
ディーラーという選択
私は近くにハイエース専門ショップがなく、「エリアハイエース」という滋賀トヨペットがプロデュースするハイエース専門ディーラーがあったので相談に行きました。
エリアハイエースは、正規ディーラーながらCRSのコンプリートカーを扱ったり、UI vehicleやESSEXといったハイエース専門ショップのカスタムパーツの販売、取り付けまで行っています。
試乗車も用意されているので気軽に試乗も可能。
またハイエースオーナーに向けたイベントなども定期的に開催されます。
ただし通常のディーラーでは、店舗にハイエースの試乗車を置いていることは稀です。試乗は事前の予約が必要になるかと思います。
ハイエース試乗の必要性について

ハイエースを購入するにあたり試乗体験は絶対してください。
ハイエースは楽しい車ですが、通常のミニバンとは違いも多いです。試乗せずに購入して後で後悔してほしくないです。
ディーゼルとガソリンで迷っている人は、できれば両方試乗した方がベター。
私もダークプライムのディーゼルとガソリンの両方に試乗し、最終的にガソリンモデルに決めた経緯があります。
ディーゼルエンジンとガソリンエンジンについての考察は、グレード選びの記事で解説をしているので、併せて読んでみて下さい。
人生の中で家の次に高価な買い物になるのが車購入。
イメージや内装・外装だけで決めるのでなく、実際に試乗して走りを体感してください。
ライバル車・他の気になる車種も試乗しよう

ハイエースに試乗したら次にぜひ行ってほしいのがライバル車の試乗。
ハイエース購入希望者の多くは、日産キャラバンも必ず検討します。
グレード構成や車格、性能もハイエースと似ているので可能であれば試乗をおすすめします。
対ハイエースで開発された日産キャラバン
私も日産キャラバンの「プレミアムGX」には試乗をしました。
キャラバンは後発のメリットを生かし、打倒ハイエースで非常によく考えられた車です。
しかもハイエースに搭載していない3Dアラウンドビューを搭載していて、その点駐車のしやすさなどはハイエースに勝るものがあります。
※2020年7月現在では、新型の6型ハイエースが発売されてアラウンドビューモニターが搭載されました。
その他、カスタムに便利なユーティリティナットも標準装備で、ハイエースと同じくカスタム前提での作りこみが素晴らしいです。
ハイエースとキャラバンを徹底比較しているサイトがあるので、こちらも参考にしましょう。
▶︎【比較】トヨタ 新型ハイエース vs 日産 NV350キャラバン どっちが買い!?徹底比較
▶︎ハイエースvs.キャラバン 圧勝の理由 商用バン界の王者決定戦!!
私の試乗した感想では、走行性のは互角かなと思いました。
キャラバンにはアラウンドビュー機能が搭載されていて、バンを初めて運転する身には非常に魅力的です。
ただ私の場合、最終的にハイエース購入の決め手となったのは内装でした。
キャラバンの「プレミアムGX」のシートの仕様が、ハイエースの「ダークプライムⅡ」のハーフレザー仕様に比べるとチープであった点がハイエースに決めた理由です。
もっとも「プレミアムGX」はハイエースで言うところの「スーパーGL」に当たるので、「ダークプライムⅡ」と比べることはできないのですが。
キャラバンは「ワゴンGL」なら内装にも凝っておりレザー仕様のようですが、ワゴンにはハイエースにはある4WDがないようです。
そのあたりも注意が必要ですね。
悪路走行に強く、乗り心地も兼ね備えたSUV
SUVの魅力は圧倒的な悪路走破性です。
最近はどのメーカーもSUVに力を入れていて、悪路走破性を高めつつ乗り心地も損なわない、日常でも使い勝手の良いSUVが多く発売されています。
代表的な車種は以下のあたりです。
- スバル フォレスター、XV
- マツダ CX-3、CX-5
- HONDA CRV
- トヨタ ランドクルーザー、ハリアー
- 日産 エクストレイル
SUVの定義が曖昧ですが、とりあえずこのあたりでしょう。私もキャラバンだけでなく、SUVにはいくつか試乗しました。
これらのSUVに試乗して感じるのは、商用車にはない乗り心地のよさ。
特にリアの乗り心地は、ハイエースやキャラバンとは比べ物になりません。
居住空間の広さも充分確保できる車種が多く、オールマイティな車格と言えます。
SUVの乗り心地を体験すると、「ハイエースは欲しいけど、日常の使い勝手を考えると・・・」となり最終的にSUVを選択するパターンも多いです。
夫婦で共有する場合などはなおさらです。
SUVは女性でも運転がしやすく、取り回しもよいので、あえてSUVでなくハイエースを選ぶ理由をしっかり説明しましょう。
ファミリーには王道のミニバン
まずミニバンのラインナップを見てみましょう。
- 日産 セレナ、エルグランド
- HONDA オデッセイ、ステップワゴン、フリード
- トヨタ アルファード、ヴォクシー、ノア、シエンタ
- 三菱 デリカD5
ミニバンになると、ほどんど上記のどれかにあたると思います。
ただ「ハイエースに乗りたい」という時点で、ミニバンを選択肢として考える人はそれほど多くはないでしょう。
何故ならファミリーユースであれば、まずミニバンが選択肢になるからです。
あえてハイエースの購入を検討している時点で、ハイエースに対する愛着がある場合が多いです。
またミニバンと比べた場合、車種によってはハイエースの方が取り回しがラクなものもあります。
ハイエースを購入する時の店選びと試乗について:まとめ

順を追って購入時のショップ選びと試乗の重要性について紹介しました。
ファミリーカーとして購入するには、ハイエースは少々特異な車です。
グレードによっては、アルファードのような高級ミニバンが買えてしまうぐらいの金額がかかる場合もあります。
あえて貨物ベースのハイエースバンを購入するには、ハイエースで実現できる生活や車中泊、積載能力など、ハイエースの魅力を家族に理解してもらう必要があります。
晴れて理解を得られたら、一緒にハイエースのある生活を満喫しましょう。
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