ハイエースが盗まれる理由と盗まれやすい条件とは?【ハイエースの生い立ちから考える】

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何故ハイエースはそんなに狙われるんだろう。ハイエースをターゲットにする理由があるはずだよなぁ。

こんにちは。ichi(@ichi_14blog)です。

ハイエースはかつては2007年から2013年まで7年連続盗難ワーストランキング1位になったこともあるぐらい、盗難対象にされやすい車です。

ハイエースが狙われやすい理由はもちろん盗難側にメリットが大きいからですが、その具体的な理由は何なのか。

この記事ではハイエースが狙われる理由と、特に狙われやすい条件ついて考察します。

この記事を読むとわかること
  • 歴代のハイエースの変遷
  • ハイエースが狙われる理由
  • ハイエースの狙われやすい条件
目次

歴代ハイエースの変遷をたどる

歴代ハイエースの変遷をたどる
neesbox

ハイエースが狙われる理由の前に、いかにして現在のハイエースに至ったのかその歴史について触れてみます。

ハイエースは現行モデルの200系で5代目で、その初代モデルの誕生は1967年なので実に50年以上愛されている車です。

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50年以上ほとんどフォルムが変わっていないのもハイエースの凄いところ。昔から愛されてきた車なんだよな。

初代ハイエース 10系(1967年〜1977年)

初代ハイエース 10系(1967年〜1977年)
MOTA

ハイエースは1967年2月に登場したキャブオーバー型のミニバンです。

それまでに活躍していた小型トラック「トヨエース」よりも「High(高級な)」、「Ace(最も優れている)」商用車という意味を込めて命名れました。

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この世に生まれてきてくれてありがとう!ハイエース。

すべてはここから始まったんだね。

3人・6人乗りのバンからスタートしてその年の10月には9人乗りのワゴン、1969年2月には12人・15人乗りのコミューターが追加されて、バン・ワゴン・コミューターにトラックというセグメントが誕生しました。

この当時のエンジンにはまだディーゼルは採用されておらず、ガソリンモデルのみでした。

2代目ハイエース 20~40系(1977年〜1985年)

2代目ハイエース 20~40系(1977年〜1985年)
MOTA

何度かのマイナーチェンジを経て1977年2月にはフルモデルチェンジし2代目ハイエースが誕生。

ラインナップは初代と同じで4種類。

見た目では丸目4灯のヘッドライトが丸目2灯に変更されました。

ホイールベースも標準・ロング・スーパーロングというバリエーションが登場しより多様化していきます。

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個人的にこのころの丸目2灯はめっちゃ好み。昔のランクルを乗る人の間でも丸目流行ってるしね。

エンジンバリエーションも発売当初ガソリンエンジンのみでしたが後半にはディーゼルエンジンが登場します。

3代目ハイエース 50系(1982年〜1989年)

3代目ハイエース 50系(1982年〜1989年)
MOTA

3代目ではトラックは2代目をそのまま継承してマイナーチェンジで生産されることになり、モデルチェンジはバン・ワゴン・コミューターのワンボックスタイプのみになりました。

通称「LASRE」と言われた新開発のガソリンエンジンが採用され、ディーゼルエンジンは従来型を搭載。

「スーパーカスタム・サン&ムーンルーフ」という最上級モデルが誕生しました。

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この3代目から乗用車としての側面も色濃くなってきたね。

ミッションはガソリンエンジンにも4速ATを搭載、スーパーカスタム以上はシフトノブが床から伸びるフロアシフトが採用されます。

ヘッドライトは2代目を引き継ぐ形で丸目2灯でしたが、1985年8月のマイナーチェンジの際に角目4灯(上がロービーム、下がハイビーム)に変更となりました。

2代目から継続していたトラックは、この1985年にフルモデルチェンジを果たします。

4代目ハイエース 100系(1989年〜2004年)

4代目ハイエース 100系(1989年〜2004年)
FLEX

このモデルにて、現行の5代目に近い使用用途が顕著になりました。

この4代目は世のハイエース好きのお父さん達も若い頃に憧れたのではないでしょうか。

エンジンの再編が行われ2.0Lガソリンエンジンが新開発水冷直列4気筒「1RZ-E」に変更され、2.4Lも追加される一方で、四駆ではガソリンエンジンが廃止されて、2.8Lディーゼルエンジンに統一されました。

またワゴン車は内装・外装や装備が充実、最上級グレードの内装は当時のクラウンを彷彿とさせる絢爛豪華さで、高級ワンボックスカーしてのニーズの高まりが顕著になり価格帯も上昇しはじめます。

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この頃のクルマはバブル期特有の内装の豪華さが特徴的だよね。笑

これにより購入層が広がり商用車としての貨物輸送だけでなく乗用車としてのアウトドアシーンで活躍が目立つようになります。

ボディサイズの仕様も、高さがロールーフ・ミドルルーフ・ハイルーフ、長さが標準・ロング・スーパーロングと、用途に応じて様々な設定が登場しました。

今ではおなじみのパワースライドドアが一部のモデルにて採用されたのもこの4代目からになります。

5代目モデル ハイエース200系(2004年〜)

5代目モデル ハイエース200系(2004年〜)
TOYOTA

2004年8月に15年ぶりのフルモデルチェンジを果たします。

平成15年の新短期規制、東京都ディーゼル車規制、自動車NOx・PM法に適合させたディーゼルエンジンを搭載。

ライバル車の日産キャラバンに遅れること1年でした。

エンジンは2.0Lガソリン(バンのみ)、2.7Lガソリン、2.5Lディーゼルターボ(〜2007年8月)、3.0Lディーゼルターボ(2007年8月〜)の3種類。

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最新モデルのディーゼルエンジンはバンとコミューターに設定の2.8L1GD-FTV型に変更。

ボディサイズは4種類で、ロング・標準・ロールーフ(バンのみ)、ロング・標準・ハイルーフ(バンのみ)、ロング・ワイド・ミドルルーフ(バン・ワゴン)、スーパーロング・ワイド・ハイルーフ(バン・ワゴン・コミューター)のラインナップです。

この現行モデルになると、マイナーチェンジの度に最新技術が取り入れられています。

特に2012年4月のマイナーチェンジにより盗難防止システム(イモビライザーシステム)が全車標準装備、車速に応じて自動でドアロックがかかる車速感応パワードアロック(バンDXを除く)が採用され、盗難被害の減少に一役を買っています。

その他2017年以降の最新モデルには、衝突自動ブレーキやオートマチックハイビーム、レーンキーピングアシストなど、衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」が採用され、ハイエースも最新技術を取り入れた安全基準を満たす車へと進化します。

2020年5月には、5代目ハイエースの6型モデルがリリースされました。

新型ではパノラミックビューモニターやデジタルインナーミラー、インテリジェントクリアランスソナーなどの最新安全装備が追加されています。

ハイエースが狙われる理由4つ

ハイエースが狙われる理由4つ

ハイエースが盗難被害に逢いやすい理由とはなんなのか。

それはハイエースが長年に渡り皆に愛されるクルマだからと言えます。

中でも特に具体的な理由は以下の4つ。

  • 耐久性に優れている
  • 部品の汎用性が高い
  • キャパシティが広い
  • トヨタブランドの信頼性

それぞれ見ていきます。

耐久性に優れている

耐久性が高く、10万キロ、20万キロはザラに走るハイエース。

発展途上国など、過酷な環境化では丈夫なハイエースは移動や配送手段として大変人気が高いのものこの高い耐久性のためです。

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中には50万キロを超える強者もいるね。

ハイエースはシビアな環境でもタフに使用できるので世界各国で需要があり、盗難車両は海外に向けて闇取引されることが多いのです。

部品の汎用性が高い

ハイエースは車両の構造を単純にして耐久性を高くしているので、汎用性の高い部品が多く使用されています。

流通の多い部品を使用することで修理も簡単にできるというわけです。

盗難された後に解体されて部品単位で売買されることも多く、タイヤなどのパーツ単位での盗難にも注意が必要です。

キャパシティが広い

ハイエースは通常車両と比べて圧倒的な積載量があり、約1000kgまで積荷が搭載可能。

商用車や社用車としてはもちろんのこと、個人でもアウトドアやサーファー、モーターサイクルのトランスポーターとしてなど幅広い用途に対応が可能なため広い層に人気です。

用途の多様性が高く中古市場でも高値で売買されるので、盗難の対象になりやすいです。

トヨタブランドの信頼性

海外においてトヨタブランドは信頼性は圧倒的。

ハイエースと並んで、プリウスやランドクルーザーも盗難被害のワースト上位を毎年占めています。

特に近年はプリウスやレクサスの盗難被害が多く、2019年度の調査ではハイエースがワースト4位なのに対して、プリウスはワースト2位、レクサスが1位

ハイエースはここ数年の盗難対策の進化により、盗難車両の数は減っているものの依然として毎年ワースト上位にランクインしているのでまだまだ盗難対象として高い需要があります。

ちなみに2016年、2017年に至ってはワースト1位でした。

狙われやすい条件とは?

狙われやすい条件とは?

次に、ハイエースの中でも特に狙われやすい条件について考えてみます。

既にハイエースユーザーの皆さんだけでなく、これからハイエースの購入を考えている人もチェックをしてみて下さい。

駐車場が屋外

駐車場が屋内と屋外では盗難リスクが全く異なります。

実際、盗難の70%は屋外駐車場によるものです。

屋外の場合はフェンスやゲートがない場合が多く、敷地内に侵入しやすいのが主な理由です。

車両のモデルが200系2型以前

200系の現モデルにはイモビライザーが搭載されているので一定の盗難防止効果がありますが、イモビライザーが搭載されたのは200系では3型からです。

よって狙う方もイモビライザーの搭載されていない型を優先的に狙うので、2型以前のモデルについては盗難の危険性が高まります。

防犯対策が甘い

ハイエースに乗る場合、普通の車と違い高い防犯意識が必要です。

ハンドルロックをはじめ、タイヤロックやドライブレコーダー、防犯センサー、OBDガード、防犯カメラなど、基本的な防犯対策を最低でも2重、3重ぐらいにはしておく必要があります。

防犯グッズを全く使用していない車両は窃盗グループに狙われやすくなります。

特に優先して導入したい防犯アイテムはハンドルロックで、見た目的にも効果が期待できます。

ハイエースが盗まれる理由と盗まれやすい条件とは?:まとめ

ハイエースが盗まれる理由と盗まれやすい条件とは?:まとめ

ハイエースが盗まれる理由とその盗まれやすい条件についてまとめてみました。

決して「自分だけは大丈夫」ということはありません。

これからハイエースを購入される方は、盗難対策の意識をしっかり持って被害に遭わないようにしましょう。

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