「α6600」などのαシリーズで揃えた方が良いおすすめのアクセサリーって?
ソニーのAPS-Cミラーレスカメラのフラグシップモデル「α6600」とエントリーモデル「α6100」。
入れ替えやミラーレスを検討している人にはとても魅力的なカメラですが、押さえておくべきは一緒に揃えるアクセサリーです。
「α6600」「α6100」を使う上であると便利なカメラアクセサリーがたくさん発売されています。
そこで今回は、ソニーのαシリーズを使う方にオススメのレンズ&アクセサリーを紹介します。
ソニーAPS-Cカメラで使用できるオススメアクセサリー6選
ソニーαシリーズにはいくつかグレードがありますが、主に以下が現状購入できるラインナップになります。
- α6000
- α6300
- α6400
- α6500
- α6100
- α6600
このうち、2019年11月に発売された「α6100」と「α6600」が現状の最新モデルです。
αシリーズは軽くてコンパクトなので幅広いユーザーに支持されていますが、持っていると更に使い勝手がよくなる便利なアクセサリーが多くラインナップされています。
今回紹介するのアクセサリーは以下の6アイテム。
マンフロット トラベル三脚・ミニ三脚
「α6600」を購入したらぜひ一本持ってほしいのがトラベル三脚。
レジャーやキャンプでの撮影に便利なトラベル三脚は重量が軽く、「α6600」や「α6100」のようなコンパクトミラーレスには最適です。
なかでもこのマンフロットのトラベル三脚「Element」は、アルミ製で5段まで伸ばすことができて重さはわずか1.15kg。
最大耐荷重は4kgまでOKというスグレモノです。
星空や風景の撮影では三脚が必須だよね!
色はブラックとレッドが用意されています。
一方、テーブルフォトや自撮りなどに便利なのがPIXIシリーズの「PIXI EVO」。
ソニーの「RX」シリーズや「GoPro」に使用する人が多いですが、このコンパクトさで2.5kgまで耐えられるので「α6600」などのαシリーズでも使用可能。
「a6600」ユーザーには「Element」のトラベル三脚と併せて揃えたいアイテムです。
この商品はユーチューバーでも使ってる人がめっちゃ多いよね。
カラーは赤・白・黒の三種類です。
K&F CONCEPT NDフィルター
昼間の撮影時に明るいレンズを使用すると白飛びしてしまうこともしばしば。
そんな時にNDフィルターは昼間の動画撮影時には必須のアイテムです。
原則シャッタースピードが固定の動画撮影ではF値によって光量を調節しますが、F値を絞る(数値を大きくする)とボケ味が少なくなってしまい、一眼レフ特有のボケ感を生かした映像が得られなくなってしまいます。
そんな時に利用するのがNDフィルター。
NDフィルターを使用するとF値をそのままに減光ができ、ボケ味を保ちながら光量の調節が可能です。
下の写真は私が使用しているK&Fコンセプトの可変NDフィルターです。
NDフィルターはレンズの口径ごとに用意されているので、サイズを間違わないように注意しましょう。
複数のレンズをお持ちでどれにも使いたいという人は、所持するレンズのなかで一番大きい口径対応のNDフィルターを買えば、ステップアップリングを併用することで他のレンズにも使用できます。
またNDフィルターには固定式と可変式があります。
固定式は可変式に比べて安いですが、減光量がフィルター毎に決まっているので複数枚揃える必要があります。
対して可変式の場合、1枚で減光量を調節できるため非常に便利ですが、固定式に比べてかなり高額な商品が多いのが難点です。
できれば可変NDフィルター1枚で運用できるのが理想的だよね。
しかし紹介する「K&FコンセプトのNDフィルター」は、可変式にも関わらず大変リーズナブルで品質も良く、ユーチューバーなども使用しています。
なおNDフィルターの詳しい使い方については、以下のサイトがわかりやすいです。
動画撮影に力を入れたい方は必ず手に入れたいアクセサリーです。
Peakdesign(ピークデザイン)シリーズ
ピークデザインは2010年にアメリカ・キックスターターで資金を集め世界中の写真家を驚かせた会社です。
撮影活動をより快適にするためのオシャレかつ便利なプロダクトを数々世に送り出しているピークデザインですが、中でも特に人気の商品がストラップとキャプチャー。
ストラップは着脱が簡単かつ色んなカメラにストラップの付け替えがワンタッチでできる便利アイテム。
キャプチャーは腰のベルトに通して装着することでカメラ本体をワンタッチで腰にぶら下げることができます。
アルカスイス互換のプレートが付帯するので汎用性も抜群ですが、値段は若干高めです。
SMALLRIG(スモールリグ)
スモールリグはカメラ本体を覆うアルミ製のゲージです。
軽量でかつ頑丈なゲージなので、カメラの落下などの衝撃から守るのに使用します。
ゲージにはのネジ穴が開いているので、外部マイクや外付けモニターなど様々なアクセサリーを取り付けることが可能。
一見重そうに見えますが、重量は約200gほどと軽いです。
見た目もカッコいいし、耐久性・拡張性も上がるし、一石三鳥のアクセサリーだね。
αシリーズも種類によって微妙にサイズが異なるので、自分の所有するカメラにあったスモールリグを購入してください。
互換バッテリー
予備バッテリーはどんなカメラにも必須だと思いますが純正のバッテリーは高額です。
そこでオススメしたいのが互換バッテリー。
サードパーティが発売しているバッテリーですがバッテリーとは言え性能はほとんど変わりません。
純正の方が安心面、バッテリー持ちなどの差は多少あれど、私自身互換バッテリーを使用していて危険を感じたこともなくバッテリー持ちの違いも気になる程ではありません。
純正と比べた圧倒的なコスパを考えると、2,3本は持っておきたいところだね。
また今回「α6600」に関してのみソニーのフルサイズミラーレスで使用されている「NP-FZ100」が採用されています。
既存の「α6500」や「α6400」をお使いの方やa6100を購入される方は「NP-FW50 」、「α6600「」を購入される方は「NP-FZ100 」の互換バッテリーを買う必要があります。
互換バッテリーはあくまで純正ではないので、ご自身の責任の上で使用してください。
マンフロット スリングバック
スリング型カメラバックです。スリング型なのでベルト部分は1本で斜め掛けする形で使用します。
タテ44cm×ヨコ25cm×奥行13cmとコンパクトで軽量、かつ撥水加工をした素材となっています。
カメラバックなので、中は間仕切りできるインナーボックスがあり、カメラ本体やレンズを保護することができます。
また外側には三脚を差せるポケットがあるので、トラベル三脚を差してストラップで固定することもできます。
カメラ不要時はインナーボックス自体を取りはずせるので、通勤や通学に使用しても便利です。
ソニーαシリーズにおすすめレンズ4選
ソニーのミラーレス一眼カメラはEマウントを採用しているのでフルサイズ用レンズも使用可能。
焦点距離はソニーのAPS-Cミラーレス一眼で使用する場合、レンズに記述されている焦点距離の1.5倍(例えば24mmのレンズなら36mm)になります。
俗にいう「フルサイズ換算」です。
しかしフルサイズ用カメラは高額で、Gマスターレンズともなると20万円を超えてきます。
ですので今回は、安価で買えるαシリーズのAPS-C用オススメレンズを紹介します。
ソニー SELP 18105G F4 OSS(APS-Cフォーマット)
このレンズは「α6600」「α6100」を代表としたαシリーズで動画を撮影したい場合に始めに買いたい1本です。
18mm(換算27mm)から105mm(換算157.5mm)という幅広い焦点距離もさることながら、レンズ自体に搭載されている手振れ補正(OSS)、そして電動パワーズームの搭載とオールマイティなソニー純正Gレンズ。
F値4という特段明るいレンズではないですが、F4通しのため望遠端でも暗くなることはありません。
こちらのレンズについては別記事で詳しくレビューをしています。
シグマ 30mm F1.4 DC DN Contemporary(APS-Cフォーマット)
シグマのレンズハ写りは良いが重い、という声を良く聞きますが、このSIGMAのDCDNシリーズはコンパクトで軽量かつ光学性能も抜群という、爆発的に売れているシリーズです。
3万円台でF1.4の単焦点レンズが手に入るということで、私もこの30mmDCDNでSIGMAデビューをした一人です。
DC DN Contemporaryは、現在16mm、30mm、56mmと3本のラインナップがありますが、私が購入した30mmはフルサイズ換算で45mmと標準画角に近く非常に使いやすいです。
解放から解像感がありますが、少し絞るとさらにシャープさがでます。
F1.4という明るさならではのボケ味も楽しめて、個人的には最高の1本!
写りは期待通りで、コストパフォーマンは全レンズの中でもトップクラスと言ってよいでしょう。
ただし動画撮影の場合はレンズに手振れ補正機能がないため、「α6500」や「α6600」などボディ内手振れ補正のあるカメラと組み合わせるか、ジンバルを使用すると良いでしょう。
作例と共に、下記でレビューしてしているので参考にどうぞ。
ソニー SEL1018 F4 OSS(APS-Cフォーマット)
ソニー純正のレンズで、APS-C専用レンズとしては他にない超広角ズームレンズです。
10mm(換算15mm)から18mm(換算27mm)という超広角によりパースの利いた印象的な写真を撮影できます。
また「18105G」レンズと同じくF4通しなのと非常にコンパクトで軽量なのでジンバルに乗せる事も容易です。
更に手振れ補正機能も搭載しているので手振れにも強く使い勝手の良い1本です。
価格はAPS-Cレンズとしては若干高めではありますが、発売から7年たっても現役であることがこのレンズの実力を物語っています。
ソニー SEL50 F1.8 OSS (APS-Cフォーマット)
俗に「撒き餌レンズ」といわれる純正レンズ。
価格が2万円代前半で購入できるにも関わらずF値も1.8という明るさでかつ手振れ補正も搭載しているので、「α6600」や「α6100」のレンズとしてはコストパフォーマンスで言えば最強の1本です。
焦点距離は50mm(換算75mm)と中望遠なので人物ポートレート撮影など相性が良いです。
撒き餌レンズとはいえ、その移りは価格以上。
コストを抑えたいけど単焦点レンズが欲しいという人にオススメだね。
まとめ:アクサリーを揃えるとカメラライフがより一層楽しくなる
合計10個のαシリーズにオススメのアクセサリーとレンズを紹介してきました。
アクセサリーを揃えるとカメラの性能を最大限に発揮することができて撮影効率もアップして、カメラライフが一層楽しくなりますよ。
最後に紹介したアイテムをおさらいします。
アクセサリー
- 一つ持っておくと安心!【マンフロット トラベル三脚・ミニ三脚】
- 動画撮影に必須!【K&F CONCEPT NDフィルター】
- 安心感抜群!【Peakdesign(ピークデザイン)シリーズ】
- 衝撃からの保護にはこれ一択!【SMALLRIG(スモールリグ)】
- 最低2つは持っておきたい!【互換バッテリー】
- 撮影に特化した便利バッグ!【マンフロット スリングバック】
レンズ
- 動画用神レンズ!【ソニー SELP 18105G F4 OSS】
- SIGMAならでは写りを実感!【シグマ 30mm F1.4 DC DN Contemporary】
- 数少ない広角ズームレンズ!【ソニー SEL1018 F4 OSS】
- お手頃で明るい標準レンズ!【ソニー SEL50 F1.8 OSS 】
まずは予算内で買えるアイテムからひとつづつ揃えていくと良いと思います。
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