意外と知らない?ハイエーススーパーGL純正セカンドシートのスライド方法【200系5型】

ハイエーススーパーGLのセカンドシートってスライドできるって聞いたんだけどわからない。やり方を教えて!

ハイエースのセカンドシート(リアシート)って広いですがスライドしないし使いにくい、って思っている人、いませんか?

ハイエーススーパーGLの純正セカンドシートは前にスライドが可能なんですが、意外なことにユーザーでもセカンドシートの正しい使い方を知らない人がほとんど。

正しいスライドの仕方と方法をしっておくとかなり便利!

そこで今回は、ハイエースのセカンドシートの正しい使い方を紹介します。

目次

ハイエースセカンドシートの基本的な動き

ハイエースセカンドシートの基本的な動き

まず初めに、ハイエースのセカンドシートの基本動作を確認します。

リクライニング機能

実はセカンドシートのリクライニングには3段階あります。

左からデフォルト、一段階目、二段階目の計3段階。

普段なんとなく使っていて、これ意外と知らない人多いのでは。

背もたれを倒してフラットにする方法

長尺ものを乗せたいとき、セカンドシートを倒して荷台とフラットに繋げさらに広く活用できるハイエース。

これの使い方を間違っている人が多いです。

例えば写真のような感じで使用していないですか?

セカンドシート間違ったたたみ方
一般的にこのような使い方をしてる方が多いはず

一見正しいように見えますが、ちゃんとフラットになっていないですよね。

実はもっと完全フラットにすることが可能です。

これ言われなかったらこういうものだと思い込んでる可能性大。

正しい使い方は、まずセカンドシート横部分のレバーを引いてリクライニングをフラットに戻します。

セカンドシート横レバー
セカンドシートフラット

この状態から背もたれを前に倒します。

セカンドシート正式なたたみ方
シートをデフォルト状態から背もたれを倒すと完全フラットに

これだけでフラットにすることができます。

よく見ると実はセカンドシートの背もたれ部分にその説明があります。

セカンドシート説明

普段セカンドシートをリクライニング状態で使うことが多いので、ほとんどの人がそのまま前に倒すという間違った使い方をしているわけです。

やっぱり説明はしっかりと読まないとダメだね。笑

セカンドシート自体を前にも倒せる

ここまででもかなり広く使えるハイエースですが、引っ越しなどで荷室をさらに広く使いたい場合もありますよね。

そんな時はセカンドシート自体を前に倒すことができます。

やり方はめっちゃ簡単。

背もたれを倒した状態で下の写真の部分をひっぱるだけ。

セカンドシート下レバー
写真の下部にあるレバーのどちらかを引くだけで持ち上がる

引っ張るとシートが持ち上がるので、後は前に跳ね上げるだけです。

セカンドシート持ち上げ

さらに邪魔になる足場もちゃんと収納できるように考えられています。

セカンドシートを前に倒した図
セカンドシートを前に倒した状態

このあたりのギミック感やばいです!

これにより荷室の奥行がかなりひろがります。

広い荷台イメージ

セカンドシートを跳ね上げることで、約2m50cm程度までの長尺のものを積み込むことが可能になります。

DXなど後ろのシートがないものもありますが、スーパーGLでもここまで応用が効くところがハイエースの良い点ですね。

ちなみに写真で使っているセカンドシートカバーはカーライフブランド「JACK&MARIE」のもので、下記でも紹介しています。

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ハイエースセカンドシートをスライドする方法

ハイエースセカンドシートをスライドする方法

次にハイエースのセカンドシートをスライドする方法です。

スライドといってもレールもついてないし、どうするの?って感じですよね。

このあたりの工夫がハイエースの凄いところ。これを見たら実践したくなること間違いなし!

分かりやすいように詳しく説明します。

①まずはセカンドシートを跳ね上げる

これまで紹介してきた要領でセカンドシートの背もたれを折りたたみ、シートを跳ね上げた状態にします。

先程は収納していた足場は出した形にしておきます。

セカンドシート足場横レバー
足場横のレバーを押すと出し入れできる

②シート底の真ん中にあるレバーを引きながら斜め下にシートを押し込む

写真の位置にあるレバーを引っ張りると、シート全体が斜め下に押し込まれる感覚があります。

セカンドシート展開1
セカンドシート展開2

③そのままシートを展開する

押し込まれた状態でそのままシートを元に戻します。

すると下の写真ような状態になり、セカンドシート全体が通常よりもかなり前に移動します。

セカンドシート横から

つまり厳密にいうと、スライドするというよりは足ごと前にガッチャンと移動する感じ。

この仕組みのはハイエースに乗っている人でも知らない人が結構多いのでは。

この状態にするとメリットが主に二つあります。

セカンドシート前ポジションのメリット
  • フロントの人との会話がしやすくなる
  • 前からセカンドシートへのアクセスがしやすい

物理的に距離が近くなるので、ハイエースでありがちな「前の人の話声が聞こえない」「前から後ろに手が届かない」などのデメリットが軽減されます。

ハイエースセカンドシートから前方
セカンドシートに座るとかなり前が近くなった印象を受ける
ハイエースセカンドシート前方座席から
後ろとの距離が近くなってフロントシートからのアクセスしやすさがアップ!

チャイルドシートを利用する小さいお子さんのいる家庭なんかはこの方が絶対いいよね!

比べてみるとその差は一目瞭然で、前に10cm弱近づくことができます。

後ろの荷台へのアクセスも格段にしやすくなり、セカンドシートの後ろから大きなものも差し込めるように。

ハイエースユーザーなら、標準位置のままだとスライドドア側から荷台に荷物を入るときに微妙に狭い思いを何度もしていると思います。

ハイエースのリア荷台アップ
結構な大物もリアを開けずに入れることが可能

さらに簡単にスライドさせたい人は、カスタムでレールをつけてしまうのもひとつの手。

ただし取り付けは業者に頼んだ方が無難です。

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まとめ:ハイエースのセカンドシートをもっと活用しよう

まとめ:ハイエースのセカンドシートをもっと活用しよう

以外と知らないハイエースのセカンドシートの利用方法。

非常に考えられた仕組みで、ハイエースが乗車用・積荷用共に便利なクルマなのを再認識します。

セカンドシートをうまく活用することで、ハイエースライフがさらに楽しくなること間違いなし。

ぜひ実践してより快適なハイエース生活を送りましょう。

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