「アウトプット」の意味とは?自己成長の方法を「アウトプット大全」から学ぶ

「アウトプット」の意味とは?自己成長の方法を「アウトプット大全」から学ぶ

よく言う「アウトプット」ってどういうこと?具体的に何をすれば良いの?

先日、Twitterで以下のツイートをしました。

「インプット」という言葉はよく使いますが、確かに「アウトプット」となるとイメージがつきにくいですよね。

そこで今回は樺沢紫苑さんの著書「アウトプット大全」を元に「アウトプット」について解説します。

アウトプットの重要性をしっかり学ぼう。

この記事を読むとわかること
  • 「アウトプット」の意味
  • 「アウトプット」の重要性
  • おすすめの「アウトプット」
この記事を書いた人 【いち】
  • 40代メディア勤務
  • FP2級/年金アドバイザー所持の勉強好き
  • 完全未経験から趣味の発信で毎月5桁の収入
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▶︎学びを結果に変える「アウトプット大全」

目次

「アウトプット」とは?

「アウトプット」とは?

冒頭述べたように、「インプット(入力)」という言葉はよく耳にする言葉だと思いますが、「アウトプット」とはどのような意味なのでしょうか。

「アウトプット」の意味を考える上で、日本語としての「アウトプット」と、その由来である英語の「output」は区別する必要があります。

「アウトプット」の日本語と英語の意味

「アウトプット」の語源である英語の「output」は、次のような意味になります。

英語の「output」の意味
  • 算出
  • 生産高
  • 生産品
  • 出力

これに対して日本語の「アウトプット」は、主に次のような意味で使用します。

日本語の「アウトプット」の意味
  • 話す(発信)
  • 書く(生み出す)
  • 行動する(表現する)

日本語で意味する「アウトプット」とは、本を読んだり話を聞いたり、音楽を聴いたりして脳に「インプット」した情報を五感を使って現実世界に送り出す行為のことを指します。

英語と日本語の「アウトプット」は随分意味合いが違いますね。

「アウトプット」は運動のこと

本を読んだり音楽を聴いたりするのが「インプット」だとすると、「アウトプット」は「インプット」で得た知識を元に「話す」「書く」「行動する」ことになります。

つまり一言で言い換えれば、「アウトプット」は「運動」して「記憶」をすること。

そして人間が「アウトプット」する時には、運動神経と筋肉を使っています。

この両方を使用して記憶した内容は「運動性記憶」と言い、「運動性記憶」は覚えやすく忘れにくいいう特徴があります。

運動性記憶

これは筋肉と運動神経を同時に使用することで小脳を経て大脳に信号が送られるため、経路が複雑になり多くの神経細胞に働きかけるので記憶が定着しやすいのです。

自転車の乗り方や、サッカーのリフティング、職場や学校への通勤通学経路など、運動を伴う記憶は何年たってもほとんど忘れないですよね。

おさらいすると、

  • 「アウトプット」とは運動で覚える記憶「運動性記憶」
  • 「運動性記憶」は筋肉と運動神経を使って記憶できる
  • 「運動性記憶」は記憶に残りやすい

運動をすることで長期的に記憶を蓄積しやすくなり、結果自己の成長につながるのです。

「アウトプット」の量で成長が決まる

どれだけ「インプット」を多くしても記憶に定着しにくく、「アウトプット」して初めて自分の血となり肉となります。

  • 月10冊読書してアウトプットしない
  • 月3冊読書して3冊分アウトプットする

どちらがより有益かは明白だよね。

読んだ本の書評を書いたり、人に話したりという「アウトプット」を行い記憶を定着することが重要です。

読んだ本を5分で紹介しあう「ビブリオバトル」なんかも効果的ですね。

アウトプットの効果【4つの基本法則】

アウトプットの効果【4つの基本法則】

「アウトプット」には4つの原則が存在すると「アウトプット大全」の著書、樺沢氏は述べています。

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その4つの原則とは以下になります。

  • 2週間に3回以上の「アウトプット」は長期記憶される
  • 「インプット」と「アウトプット」の繰り返しが成長を生む
  • 「インプット」と「アウトプット」の割合は3:7
  • 「アウトプット」を「インプット」にフィードバック

順にみていきます。

2週間で3回以上のアウトプットは長期記憶される

人間の脳は重要な情報は長期記憶として記憶し、重要でない情報は短期記憶として忘れるようにできています。

「インプット」しても「アウトプット」しなければ脳は重要な情報としての認識しません。

結果的に「インプット」のみの情報は短期記憶として忘れ去られていきます。

海馬と側頭葉

脳に送られた情報は「海馬」に一旦保存されて、そこに一定期間中に何度もアクセスされることで脳は重要な情報と判断し、「側頭葉」の長期記憶に移動します。

私たちも普段重要なデータをバックアップでHDに移したりしますが、そんなイメージです。

「海馬」に仮保存される期間は2週間~4週間みたいだね。

そのため2週間に3回以上「アウトプット」することが長期記憶につながるというのです。

インプットとアウトプットの繰り返しで成長する

「インプット」した内容を「アウトプット」することで記憶として定着し自己成長につながりますが、長期的に成長するためにはこれを繰り返す必要があります。

人は「アウトプット」を行った後、少しだけ成長しますが、その状態でまた「インプット」をし、それを「アウトプット」する。

これを横沢氏の著書「インプット大全」の中では「成長の螺旋階段の法則」と呼んでいます。

「インプット」と「アウトプット」を回すことでベースの知識が少しずつ蓄積されらせん状に成長するということだね。

例えば、受験勉強をイメージすると分かりやすいです。インプット(覚える)とアウトプット(問題を解く)の繰り返しで学力がアップしますよね。

インプットとアウトプットは3:7の割合

Twitterの「アウトプット7:インプット3という発言は、横沢氏の発言からお借りしたのものです。

どれだけ「インプット」を繰り返しても「アウトプット」を行なわなければ身になりません。

「ブログ書け」というのも、様々なブログノウハウを得ても自分でそれを実践しないと成長しないという意味です。

私はブログを始めるまでにマナブさんをはじめ、様々な有名ブロガーのノウハウを読み漁ってましたが、ブログを開設するまでには半年を要しました。

この間ノウハウコレクターになってしまい「アウトプット」を全く行っていませんでした。

この半年間は、単に「理解したつもり」になっていたにすぎませんでした・・・。

これについてツイートしたところ、このツイートには実に800以上のいいねをもらいました。

結局ツイートにあるように半年かかってブログを始めるのですが、ブログを開設して悪戦苦闘した数週間の方が圧倒的に知識も経験も蓄積でき自己成長できたと確信しています。

今この記事を読んでブログを開設しようか迷っている方、いくら考えていても前には進まないのですぐに始めるべき。

ブログに限らず何かについて習得したいと思った場合は「まずやってみる」を優先することが重要です。

アウトプットを次のインプットに生かす

「インプット」と「アウトプット」を繰り返すことでらせん状に自己成長ができますが、「アウトプット」後に次の「インプット」に移る間に必ずしなければならないことがあります。

それは「フィードバック」です。

「フィードバック」とは「アウトプット」によって得た結果について、見直し・反省・改善・原因と理由の追求を行うことです。

インプットからアウトプットへ

失敗には失敗した原因、成功には成功した理由が必ずあります。

これを考えず次の「インプット」に移動すると行動が修正されず、その場でどうどう巡りになり自己成長が得られません。

「インプット」の前には「アウトプット」の振り返り作業を必ず行いましょう。

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「アウトプット」で得られる効果とは?

「アウトプット」で得られる効果とは?

「アウトプット」を強化することで得られる主な効果です(もちろん個人差はあります)。

主に以下の6つ。

アウトプットで得られる効果
  • 「 インプット」「アウトプット」を繰り返すことで知識レベルがどんどんアップ
  •  「アウトプット」の継続で積極性が身につく
  •  コミュニケーション力がアップ
  •  仕事で周りから評価が上がり昇給・昇格する
  • 人脈が増え、新しい出会いがある
  • 人生が楽しくなる

「アウトプット」の継続は自己成長を促進するので仕事での評価も上がり、その結果生活がどんどん良い方向に向いていきます。

またコミュニケーション能力もアップするので人脈も増え、新しい出会いからビジネスパートナーや友人や恋人もできることでしょう。

アウトプットの継続は次々とポジティブな結果を生み、人生を豊かにしてくれるよ。

オススメの「アウトプット」方法4つ

オススメの「アウトプット」方法4つ

「アウトプット」方の中でもすぐに実践できるものがあります。

おすすめの「アウトプット」方法は4つ。

  • ブログや「note」を書く
  • SNSで発信する
  • YouTubeで動画を投稿する
  • 筋トレをする

順番に説明します。

ブログや「note」を書く

ブログや「note」は敷居が低くコストも極めて少なく始められます。

ブログはサーバー代とドメイン取得費用を併せても年間で1万円~1万5千円程度。

「note」に至っては無料で始めることができるよ。

ブログや「note」は文章さえ書ければいつでもどこでも書ける点が魅力です。

ブログはジャンルも自分の好きなことや趣味についてなど自由に決めることができてPVを集めればアフィリエイト収益を得たり、「note」で文章自体を有料販売することもできます。

アフィリエイトについて詳しく知りたい方は、『脱初心者!ブログで稼ぐ仕組みを紹介します【ブログ飯を実現する方法】』という記事を参考にしてください。

ブログや「note」で有名になれば企業からの依頼が来たり、インフルエンサーとして活動できたりするよ。

これからの時代は個人が発信力を持つことが重要なので、ブログや「note」は自己成長のために非常にオススメできる「アウトプット」のひとつです。

ただしブログを始める場合一点注意点があります。

それはアメブロのような無料ブログではなく有料の独自ドメインとサーバーを取得した方が良いということです。

独自ドメイン(有料)と無料ドメイン(無料ブログ)の違いについてはコチラ☟

▶【完全初心者OK】無料ドメインと独自ドメインとは?ドメイン選びから取得方法まで完全解説

「今スグにブログを開設したい!」という方はここからの始めることが可能です。

ブログは低コスト&ノーリスクできる副業。思い立ったらすぐに始めよう!

SNSで発信する

SNS配信も「アウトプット」として非常に有効。

最近ではインスタグラムに投稿する人が多いですが、自己成長のためには断然Twitter(ツイッター)です。

ツイッターは140文字という絶妙な文字制限がありますが、この140文字の中で伝えたいことをいかに表現するかが要約力のトレーニングになります。

1日1ツイートでも良いので毎日続けることで圧倒的な要約力が身につき、メール文章の上手な作成や、プレゼン資料作成などにも力が発揮できるようになります。

ツイッターは多くの人とのつながりでコミュニケーション能力も養えるし色々知識を吸収することができるね。

ツイッターはブログとの相性も抜群なので、ぜひともブログと一緒に始めることをお勧めします。

仮にツイッターやインスタグラムフォロワーが数千レベルになると自分発信の情報が与え影響力も大きく、オリジナル商品やサービスを提供することでマネタイズ化も可能になります。

動画を投稿する

「YouTube」などの動画投稿も有効的です。

動画での情報発信は、文字情報とは比べものにならない情報量を伝達可能です。

1分の動画は実に180万文字相当の情報量に相当し、動画の視聴環境が整ってきたことも相まって動画配信はここ数年爆発的に伸びています。

再生数にもよるけど、一般的にYouTubeで1万フォロワーを集めると数万〜数十万の収入を得ることも可能!

今後5G(5世代移動通信システム)の普及するとますます活況になるのが動画市場。

ただブログやSNSと比べて動画作成は編集など手間も多く新規参入もいためハードルは低くないです。

成功すれば大きな収益を得られるチャンスがありますが、これからの参入には質の高い内容の動画配信を求められます。

最近ではTwitterでフォロワーを集めた方がYouTubeを始めるパターンも多く、この方法だと登録者をスムーズに獲得できます。まずはSNSやブログで成果を出してYouTubeに参入するのも一つです。

筋トレをする

筋トレをすることは様々な効果があると言われています。

中でも一番の効果と言われるのが「テストステロン」の増加。

「テストステロン」とは「男性ホルモン」のことで、筋トレで「テストステロン」が増加すると体に様々な影響を与えます。

主に以下のような効果があります。

テストステロンの主な効果
  • 骨格や筋肉の成長
  • 思春期の男性器の発育の促進
  • やる気の向上(ドーパミン分泌)
  • 性欲増強
  • 女性にモテる
  • メタボ予防
  • 記憶力が向上する

「テストステロン」を増やすことは肉体面や精神面でかなりのプラス効果をもたらします。

また「テストステロン」はモテフェロモンと呼ばれ、筋トレを行うことでモテフェロモンが増加し自然と女性にモテるようになります。

ラット(ねずみ)の実験では、「モテないオスのラットにテストステロンを注射した途端、メスのラット達が群がりだした」という驚愕の結果も実際にあります。

「心も体も充実し、女性にモテる」

これほどモチベーションの上がる事はありません。

筋トレが苦手な人もまずは1分のスクワットから初めてみよう。体の変化がわかってくると楽しくなるよ。

まとめ:「インプット」は「アウトプット」して初めて知識となる

まとめ:「インプット」は「アウトプット」して初めて知識となる

以上、「アウトプット」の重要性について、樺沢紫苑氏の「アウトプット大全」を元に紹介しました。

結論、「アウトプット」を最大化することで、間違いなく自己成長を促進できます。

「アウトプット」をさらに知りたい人は「アウトプット大全」に具体的アウトプット方法が80個も掲載されています。

ぜひ参考にしてみてください。

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「アウトプット」の意味とは?自己成長の方法を「アウトプット大全」から学ぶ

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