
重くて高いビジネスシューズにうんざり。コスパ重視でおすすめのビジネスシューズを教えて!!
こんにちは。(@ichi_14blog)です。
通勤靴がすぐにダメになってしまう私。
以前は有名メーカーの少し高めの革靴を修理しながら履いていました。
歩き方が悪いのか、かかと部分がすぐに斜めにすり減るので、今はコスパ重視のビジネスシューズを年に3足は買い換えていました。
ところが今履いている「ハイドロテック」というビジネスシューズを購入したところ、なんと10ヶ月経った今もかかとを減らすことなく履けていて、驚いています。
これはオススメできるという確信から、今回はビジネス用革靴「ハイドロテック(HYDRO-TECH)・ウルトラライト」の魅力を紹介します。
- 「ハイドロテック」シリーズについて
- 「ハイドロテック」の良い点・悪い点
- 「ハイドロテック」を10ヶ月履いた感想
▶︎ハイドロテック・ウルトラライト【ビジネスシューズ】
「ハイドロテックシリーズ」とは?

「ハイドロテック」ラインナップ
「ハイドロテック」シリーズの販売元は株式会社チヨダという企業で、シリーズには用途に合わせて合計で12種類のラインに分かれています。
2003年9月から2019年4月までに累計815万足を販売したビジネスマンに人気のシューズで、防水性や防滑性、軽量設計・対衝撃、通気性など、ニーズに合わせたシューズを広く展開しています。
ハイドロテック シリーズ名 | 特徴 |
---|---|
ブルーコレクション | 防水レザーを備えた全天候型高機能ビジネスシューズ |
ウルトラライト | 累計130万即を売り上げた本革なのに超軽量な高機能シューズ |
プレミアムドレス | 透湿防水技術を採用。最高の素材を集約した防水ドレスシューズ |
スタイリッシュウォーク | 悪天候下でも「快適な歩き」をサポートするウォーキングシューズ |
ハイキング | 強力にグリップするラギッドソールを採用したハイキングシューズ |
ブラックコレクション | 機能的かつ先端素材を組み合わせた信頼性の高いビジネスシューズ |
アクティブライト | シリーズ史上最も軽い最軽量・高クッションなビジネスシューズ |
クラシック | 山羊革を使用。質にこだわる大人の足のためのコンフォートシューズ |
ウォーキング | 履きやすさを重視。歩きやすく、疲れにくいウォーキングシューズ |
ファインセッター | 高い機能と低価格を同時に実現したビジネスシューズ |
スタイリッシュ ドレスコレクション | アッパーに水を通さない高級天然皮革を採用。 悪天候下でも頼りになる全天候型のスタイリッシュビジネスシューズ |
WIND | 通気性に徹底的にこだわった日本の夏にぴったりのビジネスシューズ |
「ハイドロテック」シリーズのうち、私も愛用していて特におすすめなのが「ウルトラライト」です。
売れ筋は「ウルトラライト」と「ブルーコレクション」
シリーズ中で一番人気なのは「ウルトラライト」、次いで「ブルーコレクション」が人気です。
「ブルーコレクション」は全天候型ビジネスシューズで、水分を通さない防水レザーを使用。
ミシン目にも防水処理をして「ウルトラライト」よりも高い防水性と防滑性がありますが、値段は「ウルトラライト」より少し高めです。
▶︎「雨と戦う、テクノロジー。」全天候型ビジネスシューズ ハイドロテック・ブルーコレクション

少し高くてもより高品質なものを求める人は「ブルー・コレクション」が良いね。
▶︎ハイドロテック・ブルーコレクション
「ハイドロテック」ウルトラライトシリーズの良い点6つ

先ほども述べましたが、私が愛用しているのは「ブルーコレクション」ではなく「ウルトラライト」です。
▶︎ハイドロテック・ウルトラライト
なぜ「ブルーコレクション」ではなく「ウルトラライト」なのか?
これは後に分かるので、まず「ハイドロテック・ウルトラライト」の良い点を確認しましょう。
- 軽量な設計
- 本革仕様
- 抗菌(インソール)
- 屈曲性能
- 新・3Eラスト
- 安価な価格<
順にみていきます。
軽量な設計
「ハイドロテック・ウルトラライト」の一番の特徴はなんといってもその軽さ。
公式の発表では片足265g(25.0cmの時)との事でしたので、実際に測って見ました。

結果は両足で600gです。
単純に片足300gと公式発表の265gとは差がありますが、私のサイズは26.0cmなのでその差と、計測に使用したのが体重計ということで厳密性には欠けるかもしれません。
しかし大事なのは実際に履いた時の体感としての軽さ。

個人の感想としては「かなり軽い」と感じたね。
本革仕様
「ハイドロテック・ウルトラライト」は安価にもかかわらず天然皮革を使用しています。
タグにも確かに「天然皮革」という表記があります。

ただし私自身、皮と革の違いには全く詳しくないので下記を引用しました。
▶︎天然皮革とは?
天然皮革とは、牛や馬、豚などの動物の皮に”なめし”などの工程を加えたものを指します。原料(動物の皮)の状態を「皮」と呼び、樹液や薬品を用いて腐敗防止などの効果をもたせる”なめし”を行ったものが「皮革」になります。
Mens Leather Magazine
間違いなく原料は動物の皮のようです。
天然皮革は合成皮革よりも劣化しにくく、丁寧に手入れすれば長く使用できるそうです。

あと後にも説明しますが、革特有の風合いと足へのフィット感があるように感じるね。
「ビジネスシューズはできれば本革で」というビジネスマンには「ウルトラライト」や「ブルーコレクション」は満足できると思います。
抗菌性能
上位モデルの「ブルーコレクション」は、公式HPで抗菌効果について以下の説明があります。
▶︎抗菌効果について
抗菌素材「コーキンマスター™」を配合した「Biohunt CG-x」がニオイの原因菌の増殖を抑制。
株式会社チヨダHP
一方、「ウルトラライト」シリーズについては詳しい表記がありません。(タグには抗菌機能の表記あり)
ただ事実として述べると、10ヶ月履いている「ウルトラライト」でも驚くほど臭いがしません。

臭いについては、嗅覚等に個人差がありますのであくまで参考までに。
屈曲性能
「ハイドロテック」のウルトラライトは持った感覚がかなり軽く柔らかいです。
通常、革靴のビジネスシューズの新品時はかなり硬く、足を動かした時に指が当たる場合がほとんど。
しかし「ウルトラライト」は履いた時の屈曲もかなりスムーズで、フィット感があります。

この柔軟性は、初めて履いた時にかなり衝撃だったね!

上の写真は新品の「ウルトラライト」ですが、新品の革靴でここまで曲げれるのはなかなかないです。
これは「ハイドロテック」シリーズが使用している皮革と優れた屈曲性能によるものです。
新・3Eラストを採用
「ハイドロテック」シリーズの「ウルトラライト」や「ブルーコレクション」は新・3Eラストという構造を採用しています。
そもそも3Eなどは、「ウィズ(ワイズともいう)」と言われるJIS(日本工業規格)に基づいて決められている足幅(長さ)と足囲(太さ)を指す表記です。

日本人は足幅が広い人が多く、一般に3E(EEE)や4E(EEEE)がフィットする方が多いようだね。
▶︎JIS(日本工業規格)で決められた足のサイズ
サイズ | EE(足囲/足幅) | EEE(足囲/足幅) | EEEE(足囲/足幅) |
---|---|---|---|
24.5cm | 246/101mm | 252/103mm | 258/105mm |
25.0cm | 249/102mm | 255/104mm | 261/106mm |
25.5cm | 252/103mm | 258/105mm | 264/107mm |
26.0cm | 255/104mm | 261/106mm | 267/108mm |
26.5cm | 258/105mm | 264/107mm | 270/109mm |
27.0cm | 261/106mm | 267/108mm | 273/110mm |
「ブルーコレクション」「ウルトラライト」も3Eを採用しつつ独自の新3Eラストという形状を開発。
この形状が長時間歩行の疲労を軽減してくれます。
実際、私は通勤で週に5日、往復6キロ以上をこの「ハイドロテック・ウルトラライト」で10ヶ月間使用してきましたが、以前のビジネスシューズに比べて格段に疲労が軽減しました。
安価な値段
「ハイドロテック・ウルトラライト」の最大の特徴と言っていいのが値段です。
定価で税込6,490円と「ハイドロテック・ウルトラライト」は非常に安価です。
公式サイトでも6,000円を切る値段で売られていたり、アマゾンのタイムセールではなんと4,000円代で販売されていることもあり非常にお買い得です。

一方、ワンランク上の「ブルーコレクション」は定価で税込1,0780円となっているので、「ウルトラライト」との差額は4,300円。

2,000円足せば「ウルトラライト」を2足買えちゃう!
つまりこのコストパフォーマンスの良さが「ハイドロテック・ウルトラライト」をオススメする最大の理由です。
ブルーコレクション」の高機能も魅力ですが、私なら「ウルトラライト」を色違いで2足買って回す方が靴も長持ちし、経済的だと考えます。
▶︎ハイドロテック・ウルトラライト
「ハイドロテック」ウルトラライトシリーズのイマイチな点

「ハイドロテック・ウルトラライト」のイマイチな点は以下。
- 傷がつきやすい
- 完全防水ではない
- 履き始めは若干安っぽく見える
こちらも順番に説明します。
傷がつきやすい
これは本革だけあって仕方ないのですが、表面に傷がつきやすいです。
つま先が特にひっかきやすいです。

私は全く行っていませんが、クリームを塗るなど手入れをしっかりとする人ならある程度補修しながら良い感じに履きこなせるのではないでしょうか。

ただ革製品である以上、傷は必ず付くものだから自分はそこまで気にしないかな。
傷もまた個性というところでしょう。私も新しい靴はしっかり手入れしていきたいです。
完全防水ではない
「ハイドロテック・ウルトラライト」には防水性はないです。
商品タグを見ても防水性には触れていません。

なので雨の日は防水スプレーを振るなどの雨天対策を行っておいた方が良いです。

防水スプレーもそんなに高いものではないので抑えておきたいね。
▶︎LOCTITE(ロックタイト) 超強力防水スプレー 布・革 420ml DBS-420
履き始めは若干安っぽくみえる
形は良いのですが表面の質感が少し安っぽく感じる時はあります。
安っぽさはブラックよりブラウンの方に見受けられますが、履き込むことで良い感じの風合いを十分に出すことが可能です。
履き込んだ写真は後述の「新品と9ヶ月使用したウルトラライトの比較」を見ればわかると思います。

クリーム等で手入れをしていけばOK!
▶︎ハイドロテック・ウルトラライト
「ハイドロテック」の評判について

次に、「ハイドロテック・ウルトラライト」の口コミや評判について調べました。
Twitterでの評判
SNSでも度々話題に上がっています。
Twitterの口コミです。
靴自体は気に入っているものの「ハイドロテック」という名前から「ウルトラライト」にも防水機能があると勘違いしている人もいるようですね。

私のように「ウルトラライト」の軽さにハマっている方はリピーターが多いね。
アマゾンでの評判
次にアマゾンで購入した方の商品レビューです。
▶︎良いレビュー

「ハイドロテック」の耐久性の良さについて言及されていますが、私も今までの同価格帯のビジネスシューズより格段に長持ちしています。

この方は7足ほど同じものをリピートされているヘビーユーザーで、2足を同時に運用してビジネスだけでなくカジュアルシーンにも利用されてます。

某有名メーカーのビジネスシューズより「ハイドロテック」の方が良い評価だよね。私も今回は2足購入したので、交互に履くつもり。
柔らかくそこそこの高級感も味わえ、コストパフォーマンスも高い「ウルトラライト」。
やはりクリームで手入れしながら使うのが良さそうです。
▶︎悪いレビュー

履き始めは革の質感の安っぽさが気になる人もいるようですが、レビュアーの言うようにクリームを塗ったり、履きこむことで味を出すことができます。
この方は靴づれを経験しているようですが、見ている限りはほとんどの方は大丈夫なようです。
「ウルトラライト」のレビューは正直悪い評判を探すのが難しいほど。

みんなコストパフォーマンスにかなり満足しているみたい。
「ハイドロテック・ウルトラライト」を10ヶ月使用した感想

次に、現在も履いている(今回買い替えました)「ウルトラライト」を10ヶ月間ほぼ毎日履いてきた感想です。
今迄のビジネスシューズより長持ちした
下の写真を見てください。
昨年6月に買って約10ヶ月間履きまくった「ウルトラライト」です。

さすがに表面の剥げが目立ち、ソールの溝がなくなってきたので同じ色のブラウンとブラックを再購入。

10ヶ月間の使用状況は次のような感じです。
- 月曜日〜金曜日の週5日、月20日程度
- 通勤時に毎日往復6.4km徒歩で使用
- 雨の日は防水スプレーをたまに使用
- クリームなどの手入れは全くなし
手入れ等をほぼ全くしていなかったのにこれだけ履けたのはかなりの耐久性といえます。

クリームで手入れをしていればもっと長く使えたかもね。でも雑に扱ってもこの耐久性は自分でも凄いと思う。
軽量のため歩き方が改善された
「ハイドロテック」に出会う前は、別のビジネスシューズをメーカーを決めずに思いつきで買っていました。
私は歩き方が悪いのか、かかと部分が極端に斜めにすり減っていつも4ヶ月程度でめ買い替えていましたが、「ウルトラライト」にしてからはかかとの減りがほぼ均等になりました。

これは「ハイドロテック」が超軽量のため、歩行時の足上げがスムーズになりソールを擦りにくくなったためと考えます。

靴が軽くなったおかげで歩き方まで改善されるとは正直嬉しい誤算だね。
足にフィットして疲れにくい
「ハイドロテック・ウルトラライト」はとにかく軽くて柔らかいです。
そのため履いた時のフィット感が素晴らしいです。

シルエットも細めですが、窮屈感もなく足にフィットする感じ。

新品の靴を履いた時に靴擦れすることが多いけど、「ウルトラライト」は新品の時から靴擦れはなかったね。
「ハイドロテック ウルトラライトシリーズ」まとめ

最後に、超軽量ビジネスシューズ「ハイドロテック・ウルトラライト」をオススメできる人をまとめました。
- 軽くて疲れにくい靴がほしい方
- かかとのすり減りが気になる方
- ビジネスシューズを安く抑えたい方
ビジネスシューズの新感覚を、お試しあれ。
▶︎ハイドロテック・ウルトラライト
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