
重くて高いビジネスシューズにうんざり。コスパ重視でおすすめのビジネスシューズを教えて!!
通勤用の革靴って地味に消耗はげしくないですか?
私も以前は某有名メーカーの革靴を修理しながら履いていましたが、歩き方が悪く踵(かかと)部分の消耗が激しいのでコスパ重視で使い捨てのビジネスシューズに変更。
しかしおかげで年に3回は買い換えるはめになっていました。

安かろう悪かろうじゃ仕方ないよね。。
ところが今履いている「ハイドロテック・ウルトラライト」は、なんと10ヶ月経った今もかかとを減らさず履けていて驚いています。
これはオススメできるなという確信を持ったので、今回はビジネス用革靴「ハイドロテック(HYDRO-TECH)・ウルトラライト」の魅力を紹介します。
ハイドロテック「ウルトラライト」はコスパ抜群のビジネスシューズ

結論、今回購入したこのハイドロテックシリーズの「ウルトラライト」を履いて、一発でこの靴のファンになってしまいました。
というのも、通勤の時はほぼ毎日雨の日も風の日も履き倒しましたが、本当にその名もとおり軽くて、かつ耐久性も高く快適に過ごせています。

マジでビジネスシューズの概念が変わった・・・。
「ハイドロテック・ウルトラライト」を10ヶ月使用した感想

まずは現在も履いている(今回買い替えました)「ハイドロテック・ウルトラライト」を10ヶ月間ほぼ毎日履いてきた感想をお伝えします。
今迄のビジネスシューズより長持ちした
下の写真が約10ヶ月間履きまくった「ウルトラライト」です。

さすがに表面の剥げが目立ち、ソールの溝がなくなってきたので同色のブラウンとブラックを再購入。

10ヶ月間の使用状況は次のような感じです。
- 月曜日〜金曜日の週5日、月20日程度
- 通勤時に毎日往復6.4km徒歩で使用
- 雨の日は防水スプレーをたまに使用
- クリームなどの手入れは全くなし
手入れをほぼ全くしていなかったのにこれだけ履けたのは、かなり耐久性がいいのでは。

クリームで手入れをしていればもっと長く使えたかも。でも雑に扱ってもこの耐久性は自分でも凄いと思う。
軽量のため歩き方が改善された
「ウルトラライト」に出会う前は、別のビジネスシューズをメーカーを決めずに思いつきで買っていました。
私は歩き方が悪いせいか、踵(かかと)部分が極端に斜めにすり減り、いつもビジネスシューズを4ヶ月程度で買い替えていたのですが、「ウルトラライト」にしてからは踵の減りがほぼ均等になりました。

これは「ウルトラライト」が超軽量のため、歩行時の足上げがスムーズになりソールを擦りにくくなったためと考えます。

靴が軽くなったおかげで歩き方まで改善されたのは嬉しい誤算でした。
足にフィットして疲れにくい
「ハイドロテック・ウルトラライト」はとにかく軽くて柔らかいです。
そのため履いた時のフィット感が素晴らしいです。

シルエットも細めですが、窮屈感もなく足にフィットする感じ。

新品の靴を履いた時に靴擦れすることが多いけど、「ウルトラライト」は新品の時から靴擦れはなかったね。
「ハイドロテック・ウルトラライト」の良い点6つ

お伝えしたとおり私が愛用しているのはハイドロテックのシリーズの中でも「ウルトラライト」というモデル。
ちなみに「ブラックコレクション」や「ブルーコレクション」というモデルも人気。
ではなぜ「ウルトラライト」なのか?
「ハイドロテック・ウルトラライト」の良い点を確認しましょう。
順に紹介します。
軽量な設計
「ハイドロテック・ウルトラライト」の一番の特徴はなんといってもその軽さ。
公式の発表では片足265g(25.0cmの時)との事でしたので、実際に測って見ました。

結果は両足で600gです。
しかし大事なのは履いた時の体感としての軽さで、個人的には今まで履いてきたビジネスシューズより圧倒的に軽いと感じました。

個人の感想としては「かなり軽い」と感じたね。
本革仕様
「ハイドロテック・ウルトラライト」は安価にもかかわらず天然皮革を使用。
タグにも確かに「天然皮革」と表記されています。

ただし私自身、皮と革の違いには全く詳しくないので下記を引用しました。
天然皮革とは、牛や馬、豚などの動物の皮に”なめし”などの工程を加えたものを指します。原料(動物の皮)の状態を「皮」と呼び、樹液や薬品を用いて腐敗防止などの効果をもたせる”なめし”を行ったものが「皮革」になります。
Mens Leather Magazine
間違いなく原料は動物皮を使用しており、天然皮革は合成皮革よりも劣化しにくく丁寧に手入れすれば長く使用できるようです。

革特有の風合いと足へのフィット感があるように感じます。
「ビジネスシューズはできれば本革で」というこだわりのビジネスマンにも「ウルトラライト」は満足できる仕上がりです。
抗菌性能(インソール)あり
たとえば上位モデルの「ブルーコレクション」は、公式HPで抗菌効果について以下の説明があります。
抗菌素材「コーキンマスター™」を配合した「Biohunt CG-x」がニオイの原因菌の増殖を抑制。
株式会社チヨダHP
一方、「ウルトラライト」シリーズについては詳しい表記がありません。(タグには抗菌機能の表記あり)
ただ事実として述べると、10ヶ月履いている「ウルトラライト」でも驚くほど臭いがしません。

臭いについては嗅覚等に個人差があるのであくまで参考程度に。
屈曲性能がよい
「ハイドロテック・ウルトラライト」は持った感覚がかなり軽く柔らかいです。
通常、革靴のビジネスシューズの新品時はかなり硬く、足を動かした時に指が当たる場合がほとんど。
しかし「ウルトラライト」は履いた時の屈曲もかなりスムーズで、フィット感があります。

この柔軟性は、初めて履いた時にかなり衝撃だったね!

ここまで曲げれるの新品の革靴は中々ないので、「ハイドロテック」シリーズが使用している皮革と優れた屈曲性能によるものと言えます。
新・3Eラスト構造を採用
「ハイドロテック」シリーズの「ウルトラライト」や「ブルーコレクション」は新・3Eラストという構造を採用しています。
そもそも3Eなどは、「ウィズ(ワイズともいう)」と言われるJIS(日本工業規格)に基づいて決められている足幅(長さ)と足囲(太さ)を指す表記です。
▶︎JIS(日本工業規格)で決められた足のサイズ
サイズ | EE(足囲/足幅) | EEE(足囲/足幅) | EEEE(足囲/足幅) |
---|---|---|---|
24.5cm | 246/101mm | 252/103mm | 258/105mm |
25.0cm | 249/102mm | 255/104mm | 261/106mm |
25.5cm | 252/103mm | 258/105mm | 264/107mm |
26.0cm | 255/104mm | 261/106mm | 267/108mm |
26.5cm | 258/105mm | 264/107mm | 270/109mm |
27.0cm | 261/106mm | 267/108mm | 273/110mm |

日本人は足幅が広い人が多く、一般に3E(EEE)や4E(EEEE)がフィットする方が多いようだね。
「ウルトラライト」「ブルーコレクション」も3Eを採用しつつ独自の新3Eラストという形状を開発し、この形状が長時間歩行の疲労を軽減してくれます。
実際に通勤で週に5日、往復6キロ以上をこの「ハイドロテック・ウルトラライト」で10ヶ月間使用してきましたが、以前のビジネスシューズに比べて格段に疲労が軽減しました。
安価な価格設定
「ハイドロテック・ウルトラライト」の最大の特徴と言っていいのが値段です。
定価で税込6,490円と「ハイドロテック・ウルトラライト」は非常に安価です。

一方、ワンランク上の「ブルーコレクション」は定価で税込1,0780円となっているので、「ウルトラライト」との差額は4,300円。

2,000円足せば「ウルトラライト」を2足買えちゃう!
つまりこのコストパフォーマンスの良さこそが、「ハイドロテック・ウルトラライト」をオススメする最大の理由。
高機能の「ブルーコレクション」も魅力ですが、私は「ウルトラライト」を色違いで2足買って回しています。
「ハイドロテック」ウルトラライトシリーズのイマイチな点

「ハイドロテック・ウルトラライト」のイマイチな点は以下。
こちらも順番に説明します。
傷がつきやすい
これは本革だけあって仕方ないのですが、表面に傷がつきやすいです。
つま先が特にひっかきやすいです。

私は全く行っていませんが、手入れをしっかりとする人ならクリームを塗るなどして補修しながら良い感じに履きこなせるのではないでしょうか。

革製品である以上、傷は必ず付くので私はそこまで気にならないタイプです。
完全防水ではない
「ハイドロテック・ウルトラライト」には防水性はないです。
商品タグを見ても防水性には触れていません。

なので雨の日は防水スプレーを振るなどの雨天対策を行っておいた方が良いです。

防水スプレーもそんなに高いものではないので抑えておきたいね。
履き始めは安っぽくみえる
形は良いのですが表面の質感が少し安っぽく感じる時はあります。
安っぽさはブラックよりブラウンの方に見受けられますが、履き込むことで良い感じの風合いを十分に出すことが可能です。

クリーム等で手入れをしていけばOK!
「ハイドロテック」シリーズラインナップ

ここで、「ハイドロテック」シリーズのラインナップについて触れておきます。
ハイドロテックシリーズのラインナップについて
「ハイドロテック」シリーズの販売元は株式会社チヨダという企業で、シリーズには用途に合わせて合計で12種類のラインに分かれています。
2003年9月から2019年4月までに累計815万足を販売したビジネスマンに人気のシューズで、防水性や防滑性、軽量設計・対衝撃、通気性など、ニーズに合わせたシューズを広く展開しています。
シリーズ名 | 特徴 |
---|---|
ブルーコレクション | 防水レザーを備えた全天候型高機能ビジネスシューズ |
ウルトラライト | 累計130万即を売り上げた本革なのに超軽量な高機能シューズ |
プレミアムドレス | 透湿防水技術を採用。最高の素材を集約した防水ドレスシューズ |
スタイリッシュウォーク | 悪天候下でも「快適な歩き」をサポートするウォーキングシューズ |
ハイキング | 強力にグリップするラギッドソールを採用したハイキングシューズ |
ブラックコレクション | 機能的かつ先端素材を組み合わせた信頼性の高いビジネスシューズ |
アクティブライト | シリーズ史上最も軽い最軽量・高クッションなビジネスシューズ |
クラシック | 山羊革を使用。質にこだわる大人の足のためのコンフォートシューズ |
ウォーキング | 履きやすさを重視。歩きやすく、疲れにくいウォーキングシューズ |
ファインセッター | 高い機能と低価格を同時に実現したビジネスシューズ |
スタイリッシュ ドレスコレクション | アッパーに水を通さない高級天然皮革を採用。 悪天候下でも頼りになる全天候型のスタイリッシュビジネスシューズ |
WIND | 通気性に徹底的にこだわった日本の夏にぴったりのビジネスシューズ |
「ハイドロテック」シリーズのうち私も愛用していて特におすすめなのが「ウルトラライト」です。
売れ筋は「ウルトラライト」と「ブルーコレクション」
シリーズ中で一番人気なのは「ウルトラライト」、次いで「ブルーコレクション」が人気です。
「ブルーコレクション」は全天候型ビジネスシューズで、水分を通さない防水レザーを使用。
ブルーコレクションは。ミシン目にも防水処理をして「ウルトラライト」よりも高い防水性と防滑性がありますが、値段は「ウルトラライト」より少し高めです。
▶︎「雨と戦う、テクノロジー。」全天候型ビジネスシューズ ハイドロテック・ブルーコレクション

少し高くてもより高品質なものを求める人は「ブルー・コレクション」が良いね。
「ハイドロテック」の評判について

次に、「ハイドロテック・ウルトラライト」の口コミや評判について調べました。
Twitterでの評判
SNSでも度々話題に上がっています。
Twitterの口コミです。
ハイドロテック1310がお気に入りで3足持ってます。
— project._.blue(昨年のデジタルカメラマガジン5月号載ってます) (@blue21991) June 24, 2019
梅雨だがハイドロって名前だから防水機能があると思って買わないでいた。
しかし実は1310には防水機能がないことが判明😭#ハイドランジャーとかハイドロプレーンとかって水関係でしょ
[ハイドロテック ウルトラライト] 1310https://t.co/U6HDsOijSB
靴自体は気に入っているものの「ハイドロテック」という名前から「ウルトラライト」にも防水機能があると勘違いしている人もいるようですね。
ハイドロテック1310がお気に入りで3足持ってます。
— project._.blue(昨年のデジタルカメラマガジン5月号載ってます) (@blue21991) June 24, 2019
梅雨だがハイドロって名前だから防水機能があると思って買わないでいた。
しかし実は1310には防水機能がないことが判明😭#ハイドランジャーとかハイドロプレーンとかって水関係でしょ
[ハイドロテック ウルトラライト] 1310https://t.co/U6HDsOijSB

私と同じく「ウルトラライト」の軽さにハマっている方はリピーターが多いです。
アマゾンでの評判
次にアマゾンで購入した方の商品レビューです。
良いレビュー

「ハイドロテック」の耐久性の良さについて言及されていますが、私も今までの同価格帯のビジネスシューズより格段に長持ちしています。

この方は7足ほど同じものをリピートされているヘビーユーザーで、2足を同時に運用してビジネスだけでなくカジュアルシーンにも利用されてます。

某有名メーカーのビジネスシューズより「ハイドロテック」の方が良い評価。私も今回は2足購入したので交互に履くつもり。
柔らかくそこそこの高級感も味わえてコストパフォーマンスも高い「ウルトラライト」ですが、やはりクリームで手入れしながら使うとより長持ちします。
悪いレビュー
「ウルトラライト」のレビューは正直悪い評判を探すのが難しいほどですが、あえて気になる部分といえば、下ろしたての時の質感でしょう。

確かに履き始めは革の質感の安っぽさは気になる人もいるようですが、レビュアーの言うようにクリームを塗ったり、履きこむことで味を出すことができます。

この人は靴づれも経験しているようですが、見ている限りはほとんどの方は大丈夫なようです。
「ハイドロテック・ウルトラライト」は防水性能と履き始めのやすっぽさはあるものの、紹介したアイテムを併用しながら履きこんでいけば、高級革靴にも勝るとも劣らない性能を発揮してくれます。
まとめ:ウルトラライトはその名の通りの超軽量の実力者だった

最後に超軽量ビジネスシューズ「ハイドロテック・ウルトラライト」をオススメできる人をまとめました。
- 軽くて疲れにくい靴がほしい方
- かかとのすり減りが気になる方
- ビジネスシューズを安く抑えたい方
ビジネスシューズの新感覚、ぜひお試しあれ。
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