今年で40歳になるんだけど、ちょっといい腕時計がほしいんだよなあ。
「時間見るだけならスマホで良くない?」
確かに私自身もスマホを使い出したここ10年は、フォーマルな場所以外で腕時計をする機会がめっきり減りました。
でも周りを見ると同僚の40代はちょっといいブランド腕時計を常にしている人が多いよね。
そこで調べてみた結果、40代の男性がブランド腕時計をするには理由があることが判明しました。
ということで早速説明していきます!
40代がブランド腕時計をすべき理由
時計を身につける一般的な理由は以下です。
【なぜ時計をつけるのですか】への回答
1位 時間が見やすい2位 腕時計が好きだから
3位 ファッションの一部だから
引用:ネットリサーチ「DIMSDRIVE」実施アンケートより
腕時計の役割は時計としての本来の機能+ファッションアイテムとしての位置づけが大きいようです
▶腕時計を身に着ける頻度のアンケート結果
この統計からわかるように全く時計を身に着けない人はわずか10人に1人です。
つまり、実に90%の人が「週に1回」は腕時計を身に着けています。
この割合には正直ちょっと驚きました。
私の周辺のブランド腕時計をしている40代男性に聴いてみたところ、理由は大きく4つ。
- ビジネスマナー
- オトナ男子のファッションアイテム
- 資産価値
- 自己満足
40代がブランド時計を身に着けるのは、時間を確認するためというよりその他の付加価値が主な理由のようです。
ビジネスマナーとしての腕時計
なんだかんだ言っても、40代になると自分より目上の方と接する機会が多くなります。
そんな時に時計をしていなかったり安いスポーツウォッチをしていたらどうでしょう。
確かにあまり良い印象は持たれないはずです。
ちょっといいブランド腕時計をしているだけで人間としての信ぴょう性や細部まで気遣いのできる人と思われると思いませんか?
最近はアップルウォッチなどのスマートウォッチも多いですが、年配の方からの受けはあまり良くないね。
超高級腕時計は逆に嫌味になりますが、適度な高級感のあるブランド腕時計は先方の好感度もアップしますし、時には腕時計から会話が広がることもあります。
そう考えるとブランド時計をつけてビジネスをするデメリットがないです。
ビジネスシーンにおいて、腕時計をすることでプラスこそあれマイナスは全くありません。
オトナ男子のファッションアイテム
ビジネスとプライベートの両方で女性と接する機会の多い40代。女性は意外に男性ファッションを見ているもの。
せっかく振る舞いがスマートでも、身なりがダサいと女性の評価はダウンです。
しかし腕時計ひとつ身に着けていることで「ちょっといい腕時計を身に着けている」=「細部まで気遣いができる人」という印象を与えれます。
シンプルなファッションでありながらもちょっといい腕時計を身に着けるとオトナの男の魅力が引き立つのです。
身に着けるだけで男性としての魅力をワンランクアップできるのはブランド時計の素敵な点です。
資産価値として
ブランド腕時計は資産価値としてもスポーツウォッチやスマートウォッチより期待ができます。
意外に思われるかもしれませんが、ブランド時計は昔から投資目的でも購入されてきました。
例えば、以下の場合どちらが試算価値の高いお金の使い方でしょうか。
- 高級ディナーと宿泊で10万円
- ブランド時計に10万円
答えは火を見るよりも明らかで、「2」ですね。
「1」はその場の楽しみだけで何も残らないのに対して、「2」のブランド腕時計は購入後もいざという時にお金に換えることができます。
10万円の時計を買っても7万円で売れたら、実質3万円で買ったようなものです。
ブランド品の腕時計を購入することは、資産価値的に見てもリスクの低い投資と言えるのです。
自己満足
ブランド腕時計のような商品は、購入した際の「自己満足」が高いです。
これ、悪口じゃありません(笑)。
「自己満足」と言うと聞こえが悪いですが、何かモノを買う上で「自己満足」というのは非常に重要な要素で、人は買った商品に満足すると、その後の行動においてのモチベーションアップに繋がります。
なので常にブランド時計を身に着けることで、所有欲の満足感から常日頃のモチベーションを上げる役割があります。
時間を確認する時に、腕にはめているブランド時計が目に入るとやっぱりテンションあがりますよね。
ブランド時計を選ぶ時の注意点
次にブランド時計を選ぶ際の注意点を考えてみます。
ブランド時計といっても下は10万円以下~上は数百万円まで幅広くありますが、高ければ高いほど良いというわけでもないです。
要はその人の身なりや立場に合わせた腕時計を身に着ける必要があります。
高すぎるブランド腕時計はNG
ブランド時計は高いものだと100万円を超えるものもありますが、あまりに高級な時計は一般の40代ビジネスマンが身に着けると嫌味にしかなりません。
できれば10万円前後でちょっといいブランド時計をチョイスしましょう。
10万円ぐらいだと、周囲からもファッションとしてのこだわりも感じられて、かつ嫌味がなくてGOOD。
スマートウォッチよりアナログ腕時計を
40代ビジネスマンの腕時計といえば、やはりアナログです。
アップルウォッチなどのスマートウォッチは高機能ですがガジェットとしての要素が強いです。
オトナの男のファッションアイテムや資産価値を考えるなら、アナログウォッチを選択すべきです。
私もガジェットが好きですが、アップルウォッチとブランド腕時計は全くの別の用途として捉える必要があると思います。
オールシーンで使えるシンプルなものを
ブランド品の腕時計にはこれみよがしな装飾や変わった形のものもありますが、普段使用するブランド腕時計はシンプルイズベストです。
凝った装飾は人によって持つイメージに差があるので、日常使いには極力オーソドックスな形状のものが好印象。
ビジネスシーンでもカジュアルでも使用しやすいシンプルな形状を選びましょう。
無駄をなくした時計が結局一番カッコよくて合わせやすいよね。
駆動方式は自動巻きかクォーツ式を選ぶ
腕時計の駆動方式は「機械式」と「クォーツ式(電池式)」の大きく二つに分かれます。
さらに「機械式」は「手巻き」と「自動巻き」に分かれていて「手巻き」の腕時計は毎日決まった時間に1回巻かなければいけません。
手巻き式は初心者にはハードルが高いので避けたほうがベター。
なので駆動方式については「機械式」なら「自動巻き」を選ぶか、電池式のクォーツ式を選ぶようにしましょう。
ブランド腕時計初心者に10万円以下がおすすめな理由
ブランド腕時計初心者は、前述のように10万円以下の価格帯のものをチョイスしましょう。
初心者が10万円以下のブランド腕時計を選ぶメリットが3つあります。
- コスパが高い
- 失敗のリスクが少ない
- 気にせず普段から使える
どういうことか説明しますね。
コスパが高い
10万円以下といえどブランド腕時計は完成度が高く、資産としての価値もそこそこあるので実用性&資産性のバランスが良くコスパが高いです。
特に国産の腕時計はセイコーやシチズンを始め、出来栄え以上に安い製品が多々あります。
また1.5流のブランドの腕時計などは10万円以下でも一流ブランドの数十万レベルのクオリティを備えていることも。
時計に限らず、1.5流ブランドが一流ブランドに対抗するために圧倒的なコスパで高性能な製品を打ち出すことは良くあります。
失敗のリスクが少ない
ブランド腕時計を購入した後に、「腕時計なんて買わなければよかった」と感じる人は極端に少ないのではないでしょうか。
理由はブランド腕時計の場合、仮に使用しなくなっても資産価値を見出せるので長期間保管ができる点でしょう。
言ってみれば小さな投資に近い感覚かもです。
女性でいうところの、宝石や指輪の感覚に似ていますね。
気にせず普段から使える
あまり高価な腕時計を購入した場合、身に着けている間も、
「なくしたらどうしよう」
「傷がつかないか心配」
などといった不安でなかなか日常使いが難しいですが、10万円以下ならさほど気にならないはず。
もちろん粗末に扱うのではなく、しっかりと実用品として使い倒せるという意味です。
10万円以下というのはしっかりと実用品として気兼ねなく使えるちょうどいい金額帯なのです。
10万円以下で買えるブランド時計おすすめ6選
これまでの解説を踏まえて、10万円以下で買えるブランド腕時計を厳選しました。
具体的には以下の6つです。
それぞれ見ていきましょう。
ミドー オーシャンスター200 ブラック
スケルトン加工の針を配置したスタイリッシュなデザイン。6時位置と12時位置のインデックスは水中でも見やすいように2つのポイントで構成していて自動巻きも搭載。連続80時間の使用が可能で初心者も扱いやすい。
流行に捉われない洗練されたデザインを追い求める点や、主に自動巻きの機械式時計にこだわる点、老舗を感じさせるブランドが「ミドー」です。
ミドー (Mido) はスイスのル・ロックルに本拠地を構える時計メーカーである。社名の由来はスペイン語の「Yo mido」(「私は計測する」の意)。「時代を超えること。それは真に優れたデザインの証」というブランドスローガンのもとに、時代にとらわれない洗練されたデザインと高い機能性の融合を目指し、主に自動巻きの機械式時計を約100年に渡り製造している。現在はスウォッチグループ傘下のブランドである。
wikipediaより
- 創業年月:1918年
- 創業者:ジョージ・シャレン
- 発祥地:スイス
決して派手さはないですが、落ち着いた大人の腕時計にはピッタリです。
「ミドー」は若干マイナーかも知れませんが知る人ぞ知る老舗のスイスブランドです。
タグ・ホイヤー フォーミュラ1 クォーツ クロノグラフ ブラック
「フォーミュラ1」は何といってもその最強コスパ。タグホイヤーのユーザーに10万円以下でなれるのは嬉しい。カレラと並んでブランド高級時計の入門機にオススメ。
「タグホイヤー」は設立当初からストップウォッチやクロノグラフなどの開発に力を注いでいたためモータースポーツとの関わりが深く、高精度時計製造の実績が豊富です。
タグ・ホイヤー(TAG Heuer)は、スイスの高級時計メーカーである。ドイツ系スイス人で、ベルン州ブリュック(ドイツ語版)出身のエドウアルト・ホイヤー(ドイツ語版)(1840年 – 1892年)が1860年に設立した。設立当初からストップウオッチや、クロノグラフといったスポーツウオッチの開発に力を注いでおり、クロノグラフの歴史に貢献している。近年ではトゥールビヨンや磁気を利用した新たなムーブメントの開発を行っている。
wikipediaより
- 創業年月:1860年
- 創業者:エドウアルト・ホイヤー
- 発祥地:スイス
オリンピックやF1、インディカーレースなど、数々のスポーツ競技で公式時計を務めており、年々高精度に進化し続ける「タグ・ホイヤー」の性能は折り紙付きです。
「タグ・ホイヤー」と言うとレーシングウォッチのイメージが強いですが、ビジネスシーン・カジュアルシーンどちらのシーンでも愛用できる美しいデザインも魅力です。
カシオ G-SHOCK G-STEEL BLUE NOTE RECORDS(コラボレーションモデル)
BLUE NOTE RECORDSの80周年を記念して作られた特別なコラボG-SHOCK。ダイヤルに刻印されている「BLUE NOTE ROCORDS」の青文字が音楽ファンならずとも特別な時計ということを連想させる。
「カシオ」は日本人なら誰でも知っているはずなので説明するまでもないですが、腕時計のGショックはもちろんデジカメや電子書籍など、様々な電子機器でその名を世界に残してきたブランドです。
カシオ計算機株式会社(カシオけいさんき、英: CASIO COMPUTER CO., LTD.)は電卓、電子辞書、電子楽器、時計などを扱う日本の電機メーカー。「カシオの社名が象徴するように、創業時は機械式計算機(リレー式計算機 14-Aなど)などを生産、後に電子式卓上計算機(電卓)を発売する。その後、電卓デバイスを基礎に事業分野を拡大し、現在の主な事業分野は電卓、電子文具、時計などの個人向け情報機器や、システム機器、電子デバイスなどの製造と販売。近年は電波時計や電子辞書、TFT液晶などを主力商品として積極的に展開している。
wikipediaより
- 創業年月:1946年
- 創業者:樫尾和宏
- 発祥地:日本
タフネスな腕時計である「G-SHOCK」にレア感と高級感をプラスしたjazzyな1本です。
40代の男性がサラッと身に着けているとかなりいい感じです。
ハミルトン ジャズマスター オープンハート オート グレー
伝統と革新が見事に融合したデザインのジャズマスター オープンハート。質の高い素材を使用しさまざまなダイヤルとストラップを組み合わせることが可能。ハミルトンが誇る最高の職人芸が堪能できる。
「ハミルトン」はアメリカ発祥の時計メーカーで、ロレックスやオメガ、タグホイヤーなどスイス発祥のブランドに比べると名前負けする気がするかもしれませんが、実は販売員の評判はすこぶる高いのがハミルトンです。
ハミルトン(Hamilton Watch Company)はアメリカ発祥で、現在はスイスのスウォッチ・グループ傘下の腕時計ブランドである。社名は、発祥の地ペンシルベニア州ランカスターの土地の元所有者で、ペンシルベニア植民地総督及びフィラデルフィア市長も務めたジェイムズ・ハミルトン (ペンシルベニア植民地総督)最初に生産された懐中時計である「ブロードウェイ・リミテッド」(the Broadway Limited)は鉄道に正確さをもたらした時計として知られている。以後、ハミルトンは鉄道用時計のメーカーとして有名になった。
wikipediaより
- 創業年月:1874年
- 創業者:ジェイムス・ハミルトン
- 発祥地:アメリカ
特にビジネスマンからの支持を得ている「ジャズマスター」はハミルトンを代表するモデルです。
時計の販売員の評価では、30万円までの価格帯だとハミルトンが他のメーカーより頭一つ抜きにでているとのことです。
ティソ ル・ロックル オートマティック プチセコンド ブラック
ティソ ル・ロックル オートマチック プチセコンド ブラックは、文字盤部分はシンプルながらも、ゴールドのケースが煌びやかな一品。少しゴージャスな感じにいきたい40代に最適。
「ティソ」のル・ロックルシリーズは美しい彫りが特徴的な、トラディショナルウォッチである一方で、高度計、方位磁針、温度計、晴雨計などの最新技術も兼ね備えています。
ティソ(Tissot)は、スイスの時計メーカーである。1853年にスイス時計の名産地であるヌーシャテル州のル・ロックルでシャルル・ティソ父子(父:シャルル=フェリシアン・ティソ、Charles-Félicien Tissot 、息子:シャルル=エミール・ティソ、Charles-Emile Tissot )により創設された。1985年よりスウォッチ・グループの傘下に入る。 トラディショナルウォッチにおいては世界1位の生産量を誇る企業であり、スイス国旗を自社のロゴマークに取り入れることが許された数少ないブランドのひとつでもある。
wikipediaより
- 創業年月:1853年
- 創業者:シャルル・ティソ父子
- 発祥地:スイス
流行に左右されたくないオトナの男性には安定の1本です。
今回紹介する中でも、特に伝統的なスタイルの腕時計なので、アンティーク好きな男性にはこの時計が似合いそうです。
セイコー メカニカルシルバー
高級腕時計に引けを取らない精巧さと存在感。アラフォー世代なら誰しもが一度は憧れるメカニカルな腕時計。いつかは欲しい「グランドセイコー」へのファーストステップとしても最高です。
「セイコー」は高級実用腕時計である「グランドセイコー」や高級・宝飾腕時計の「クレドール」、セカンドラインの「ALBA」をはじめ、ALBAの上級ブランド「WIRED」、ライセンスブランド「アニエスベー」など、おなじみのラインも多いですね。
セイコーホールディングス株式会社(英称:Seiko Holdings Corporation)は、東京都中央区に本社を置くセイコーグループの中心会社である。日本初の腕時計、世界初のクオーツウオッチを製品化し、現在も時計関連で著名な企業である。オリンピックなどの世界大会などで公式スポンサー、オフィシャルタイマーとしてたびたび参加。創業以来継続的に、スポーツイベントに計時支援を行っている。世界的に計時支援は、共同出資の別会社に自社ブランドの看板をもたせて支援させる方式(スイス時計メーカー出資のスイスタイミング社など)が普及しているが、セイコーはグループ内の部署に支援させて技術開発も行うスタイルを維持している。
wikipediaより
- 創業年月:1881年
- 創業者:服部金太郎
- 発祥地:日本
「セイコー」の特徴と言えばメカニカルな作りと堅牢さですが、「セイコーメカニカル」の持つ佇まいは、ガジェット好きお父さん達もワクワクするのではないでしょうか。
大人気の高級ライン「グランドセイコー」譲りの美しいメカニカルデザインが10万円以下で体験できるのは嬉しいですね。
まとめ:40代は10万円前後のちょっといい時計をつけるべし
40代がブランド腕時計をすべき理由と、初心者が買うべき10万円以下の腕時計6選を紹介しました。
10万円までならお父さんの毎月のお小遣いをコツコツ貯めても1年ぐらいで買えますし、それでいてほぼ一生使える買い物って中々ないです。
流行に捉われない洗練されたデザイン!
高精度でモータースポーツが好き!
大人のオトコでも使えるG-SHOCK!
欧州に負けないアメリカ発の高品質腕時計!
手元をゴージャスにあしらいたい人に!
- ティソ ル・ロックル オートマティック プチセコンド
メイドインジャパンの誰しもが一度は憧れる逸品!
- セイコー メカニカルシルバー
私自身も久々にブランド時計が欲しくなったので年齢に見合う1本をゲットしたいと思います。
腕時計初心者のお父さんも、ぜひブランド腕時計デビューしてみてください。
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