うちは猫を飼ってるけど、おすすめのコードレス掃除機が知りたいな。
先日まで使っていた中華製のコードレスサイクロン掃除機が8ヶ月で故障しました。。
ただうちは猫を2匹飼っているので、猫の毛が掃除機に負荷をかけるのも事実。
その点も踏まえ調べた結果、口コミの多いマキタのコードレス掃除機「CL108」が良さそうなので購入してみました。
猫を飼っている人にも参考になれば嬉しいです。
ではいってみましょう!
マキタの業務用工具から受け継ぐパワフルな性能と軽さ
今回購入したのは「マキタ(Makita)」のコードレス掃除機「CL108FDSHW」でカプセル式の10.8Vのもの。
「マキタ(Makita)」と言えば業務用のハードな使用にも耐える、高品質でハイパワーの電動工具を多く販売する国産メーカーとして有名です。
電動ドライバーやドリルで有名。DIYする人なら一度は聞いたことありますよね。
結論、このマキタのコードレス掃除機「CL108FDSHW」はその業務用ノウハウを受け継いだ、軽量かつコンパクトながらパワフルな吸引力を持つ最強の掃除機です。
さらに余計な機能はなくシンプル設計で、ゴミ捨ても簡単な上、バッテリー込で1kgなのは奥さんにはポイント高いです。
「CL108FDSHW」の同梱物・外観チェック|開封の儀
それでは「CL108」を早速開封していきます。
同梱物は以下のような感じ。
各パーツにこれでもかってぐらいに「makita」のロゴマークが入ってます(笑)。
- 説明書
- 掃除機本体
- 充電器
- バッテリー
- ノズル、ストレートパイプ、サッシ(すきま)用ノズル
バッテリーは持ち手の裏側に装着する形で、着脱も簡単です。
バッテリーの充電器はそこそこの大きさがあって業務用感が出ていますが、本体に充電状況がわかりやすく説明されているのは好感が持てます。
充電器が結構ゴツめなのはご愛嬌(笑)
マキタ「CL108FDSHW」の商品詳細は以下の通りです。
商品スペック
製品名 | マキタ「CL108FDSHW」 |
梱包サイズ | 51.4 cm × 19.4 cm × 14.6 cm |
電源 | 10.8V バッテリー充電式 |
重量 | 1kg(バッテリー含む) |
運転音 (db) | 59 dB |
集塵方式 | カプセル型 |
価格 | 15,500円(購入時) |
マキタコードレス掃除機「CL108FDSHW」の良い点
実際にマキタのコードレス掃除機「CL108FDSHW」を使ってみて良かった点を紹介します。
圧倒的なコンパクトボディと軽さ
一番驚いたのは、約約1kgという圧倒的な軽さ。
前回使用していたコードレス掃除機は2.5kgだったので、なんと半分以下。
掃除機は毎日使うものだから、「軽い」というのはなによりも正義です。
そして女性にやさしいコンパクトボディ。
特に腕力のない女性にしてみたら、1kgという軽さはめちゃめちゃラクだと思います。
「CL108FDSHW」ぐらいに軽いとちょっとした時でもクイックルワイパーがわりに気軽に掃除機をかける気分になれるので、結果的に部屋を常に綺麗に保つことができます。
吸引力は普通だが堅実な吸いっぷり
「CL108FDSHW」の吸い込み仕事率は、パワフルで30W、強で20W、標準で5Wとあります。
吸込仕事率とは、空気力学的動力の最大値、すなわち掃除機の空気を吸い込む能力を表すもので、一般にいわれる吸引力のことである。車に例えれば馬力に当たる。ただし、掃除機の清掃能力はノズルの構造にも大きく依存するので、吸込仕事率に清掃能力が比例するとは限らない。
引用:Wikipedia
コード式の紙バック式掃除機が500W前後なのに対して、コードレス型掃除機の一般的な吸い込み仕事率は20W〜100W。
これに対してマキタの「CL108FDSHW」は決して高いとはいえませんが、使ってみると普通に綺麗になります。
家の一階を一通り掃除すると、ホコリやゴミ、髪の毛までしっかりと吸い込んでいます。
ちなみに各モードの吸い込み度合いは下の動画がわかりやすいです。
▶︎マキタのコードレス掃除機「CL107FDSHW」の吸い込みモードを試す
フローリング上のゴミなら大概のものを問題なく吸い込める十分な吸引力と言えます。
バッテリーの充電が早い
「CL107FDSHW」「CL108FDSHW」共にバッテリー交換式を採用。
付属している充電器での充電が必要ですが、急速充電対応のため満充電にかかる時間は22分とかなり早いです。
満充電の状態で各モードの連続使用時間は次のとおり。
- 標準モード:約25分
- 強モード:約12分
- パワフルモード:約10分
また、「CL108」は本体の前面にLEDライトも装備していてバッテリーが少なくなると点滅して知らせてくれる仕組みです。
もし充電し忘れても20分でフルになる点はポイント高いです!
備のバッテリーを1個用意しておくとより掃除がスムーズになります。
交換パーツが多い
このシリーズは交換パーツが多いのも魅力。
元々隙間用のノズル以外に、絨毯やカーペット用、車内シート用、棚用など、用途に合わせたブラシが発売されています。
さらにフィルターやパック、アタッチメントも豊富。
このようにマキタの「CLシリーズ」は役割に応じてノズルを交換する方式なので、標準ノズルには毛やほこりを絡みとるブラシがついておらず、フローリングメインの人には手入れがめちゃめちゃ楽です。
ただしうちの場合はカーペット部分があるので、本体購入と同時にフロア・じゅうたん用のノズルを購入しました。
ノズルもお手頃価格なので、カーペットを引いている人はぜひ一緒に揃えたいところ。
このあたり、家電メーカーの高級掃除機のようにあらゆるシチュエーションに対応するというよりは、自分に必要な用途を考えてパーツを購入する感じですね。
交換パーツはアマゾンや楽天だけでなくホームセンターでも販売されているので、実物を確認してから購入できるのも家電メーカーの掃除機にはないメリットです。
ちなみにダストボックスがカプセル式の「CL108」に対し、紙パック式の「CL107」の場合はダストパックが必要です。
本体価格が安い
購入した10,8Vの「CL108」カプセル式は、「価格,com」の最安値で13,000円程度(2021年4月)。
アマゾンでも同じぐらいの価格で購入が可能です。
この価格だと以前使用していた中華製のコードレス掃除機よりも安いぐらいです。
価格差がないなら国産メーカーであるMakitaを選ぶというのは良い選択肢ですよね。
ちなみに紙パック交換式の【CL107】とカプセル式の【CL108】はどちらもほぼ同じような値段ですが、主に3つの違いがあります。
【CL107FDSHW】 | 【CL108FDSHW】 | |
---|---|---|
集じん方法 | 紙パック方式( 330ml) | カプセル方式(600ml) |
パワフル時の吸込み仕事率 | 32W | 30W |
本体の重量 | 1.1kg | 1.0kg |
一番の違いはゴミを集める方法。
「CL107」は使い捨ての紙パック方式なのに対して、「CL108」はカプセル方式を採用しています。
「CL107」は紙パックの使い捨て方式で、330mlと容量が小さいのでゴミを捨てる回数は増えるのでコストはかかりますが、反面ゴミを取り除く必要がなく手が汚れません。
対して「CL108」はカプセルを開けてゴミを取り出すので追加コストもかかりませんが、ゴミがカプセルから出ないときは自分で掻き出す必要があります。
「CL107」もダストパックを利用すれば、カプセル式のような使い方が可能です。
それぞれのモデルのメリット・デメリットをまとめると以下のとおり。
【CL107FDSHW】 | 【CL108FDSHW】 | |
---|---|---|
メリット | ・ゴミを見ないで捨てられる ・手が汚れない | ・容量が大きい ・毎回ゴミを気軽に捨てられる |
デメリット | ・容量が小さい ・紙パックのコストがかかる | ・捨てる時にゴミを見る必要がある ・ゴミを自分で掻き出す必要がある |
少しコストをかけても手を汚したくない人は「CL107」、コスパ重視の人は「CL108」ってところかな。吸引力はほぼ同じです。
業務用メーカーの安心感
「makita」や「BOSCH」など機械工具メーカーの機械は、ハードな現場にも強いという「業務用感」があり、実際プロの現場で使用されることが多いです。
DIYの工具や掃除機などはその代表ではないでしょうか。
確かにプロの清掃屋などはこれらの工具メーカーの製品を使っているのを駅などで見かけるよね。
中華製の製品と比べるとアフターフォローもしっかりしているので、安心して使用できると掃除自体へのモチベーションも変わります。
マキタコードレス掃除機「CL108FDSHW」の気になった点
次にマキタのコードレス掃除機「CL108FDSHW」を使ってみてイマイチだった点も紹介します。
作りが安っぽい
「CL108」や「CL107」の本体はプラスチック感が全面にあり、お世辞にも質感やオシャレさは高いとは言えません。
この点は軽さやコンパクトさを追求しているため、仕方ないかと思います。
掃除機に質感を求める人は、やはりダイソンなどの有名な家電ブランドのものを使用することをおすすめします。
ちなみに我が家では掃除機に質感は求めないです。(笑)
バッテリーの充電音がうるさい
これは意外だったのですが、専用充電器によるバッテリー充電を行うときに、「ブーン」という充電中の音がします。
カメラのバッテリーなどの充電器の場合、充電中に音がなるイメージはないと思いますが、この「makita」の充電器ははっきりと聞こえるぐらいの結構な音なので、音が気になる方は要注意です。
この点は正直購入するまで予想すらしていませんでした。
絨毯は互換用ノズルの購入が必須
このシリーズは取替パーツが豊富ですが、言い換えると状況に合わせたパーツを装着して掃除をする必要があります。
例えば、付属の標準ノズルでは絨毯やカーペットのゴミを巻き取る力がないため、前述したような専用ノズルが必須。
なのでフローリングのみの場合は良いですが、おそらくほとんどのご家庭にカーペットや絨毯があると思います。
絨毯やカーペットを掃除するときはノズルを毎回取り替えることになるね。
この点はハイパワーで状況を選ばずにワンストップで掃除を終えたい人には手間かもしれません。
マキタのコードレス掃除機についての口コミ・評判
次に実際に「CL108」「CL107」を購入した人の口コミを見てみましょう。
アマゾンのレビュー
【たいした吸引力でもないのに、いつもチリ一つない部屋になるという逆説】
いろいろ調べて、マキタの中でもいちばん評判のいいこの機種(107FDSHW)を買いました。目からウロコが落ちるほど使いやすい。さっと手に取って、すいすい。もう、いままでのコード式の掃除機は、押入れから出す気にもならないレベル。吸う力はコード式に比べたら弱いです。なにしろ、いちばん強いパワフルモードでも吸引仕事率32w。ふつうの掃除機は640wとかなのだから当たり前。そこは過度の期待をしないほうがいいと思います。しかし。ホコリ、髪の毛、猫の毛、猫の紙砂、といった日常的なゴミは、十分吸えるように設計されているんです。我が家は、2LDK、55平米ぐらい。主にフローリングで、一部屋だけ毛足の短いループカーペットです。猫がいます。が、ふだんのお掃除は本機だけで十分なかんじ。ヘッドが小さく極薄なので(ごつい高機能のヘッドに慣れている目には、驚くほど原始的)、狭い家具の下とか、トイレの便器まわりとかも楽勝で吸えてしまう。これはすばらしい。
puh042さん
【軽量で取り回しが良く使いやすい】
軽量コンパクトな掃除機を探していたところ、本製品を見つけ購入しました。本体は1キロ程度でとても軽く使いやすいです。バッテリー式(10.8v)ということで吸引力は期待していませんでしたが、フローリングや毛の短いカーペットであれば問題なしです。またマキタの電動工具(10.8vはマイナーですが)のバッテリーをそのまま使用できるため、DIY好きな方にもお勧めできます。軽量コンパクトな為、車の清掃にも使えて大変便利です。ただし保管時のスタンド等は付属なく自立もしない為、置き場は少し考える必要があります。当方は本体付属のストラップを利用してs字フックでメタルラックに引っ掛けてます。
T.Watanabeさん
【フローリングに最適!】
初のコードレス!ダイソンやパナソニック、シャープ、エレクトロラックス等、散々迷ってマキタに決めたはずが、さらにリョービの吸引力もいいなぁと悩みまくって決めたマキタ。吸引力はどうかな?と不安でしたが、フローリングのみの我が家にはピッタリ☆確かにヘッドは軽くてちゃちな作り。でもその小ささが子供椅子やテーブル下の掃除にいいんです!2歳、4歳が毎食&オヤツの食べかすを落としまくり、最近ではミカンが大好きな2歳児が皮を細かく剥いて落としまくるのですが、サッと吸ってくれて助かります。フローリングだけなら高価な掃除機は不要でした。階段にもコンパクトなヘッドがとてもいい☆もうコードありには戻れないです。
ニャン助さん
【手軽に使えてGood! でも残念な点もあり!】
本体自体は、手軽に使えてとても便利。交換式の充電バッテリーは使いやすいですね。しかし・・・・・残念1.吸引力が足りません。吸っているようでも残ってます。残念2.充電中の充電器が少しうるさいですね。気になります。
中野博人さん
アマゾンのレビューには8000件以上の書き込みがあるから、評価は色々。ただしこれだけレビューの多さ自体が人気を物語っているね。
レビューから総合的に検証すると次のような感じです。
- 家庭の掃除では必要十分な吸引力という人が多い
- ハイパワーを期待する人には不向き
- カーペットや絨毯は専用ノズルが必須
- 軽量で取り回しが良いので掃除がラク
- バッテリーの充電音が大きいと感じる人が多い
特に多かったのが吸引力の強い弱いの印象の違い。
この部分は人によって求め得る吸引力にかなり差があるように思うので、判断が難しいところ。
一つの基準として、私の家では猫を2匹飼っていますが、猫の毛や猫砂なども問題なく吸い取れるぐらいと考えると良いと思います。
マキタのコードレス掃除機が愛される理由
ここまで見てきたメリット・デメリット、そして口コミの数からも多くのユーザーから愛されている「makita」のコードレス掃除機「CL108」と「CL107」。
その理由は大きく2つ。
ちょうどいい使い勝手
結局、圧倒的なユーザーに支持されている理由の1つは、その使い勝手の良さです。
コンパクトなサイズで重量も軽く、ちょっとした時にでもさっと使える利便性。
この点は忙しい主婦にとってとても嬉しいですよね。
いくら性能が高くても取り回しが悪いと掃除自体が億劫になります。
「CL108」「CL107」は決して強力な吸引力ではないですが、日常生活において困らないぐらいに使えるバランスの良いコードレス掃除機だと断言できます。
▶︎【暮らしの道具】マキタの掃除機CL107FDSHWを徹底解説!【実証動画】
▶︎【徹底解説】マキタ カプセル式 コードレス掃除機 10.8V CL108FDSHW +サイクロンアタッチメント互換品 開封レビューとダイソンと比較した感想!
コストパフォーマンスが良い
もうひとつの支持される大きな理由が、他の有名家電メーカーのコードレス掃除機と比べて安いということ。
例えば、同等性能以上のコードレス掃除機を国産家電メーカーで揃えようとすると倍以上の値段はします。
つまりコスパが非常に高い製品なのです。
値段と性能のバランスが絶妙な製品と言えます。
まとめ:マキタのコードレス掃除機は頼れる小さな巨人
我が家では「CL108FDSHW」を利用し始めて2か月ほど経ちましたが、以前使用していた中華製の掃除機ではうまく据えなかった猫の毛、猫の砂、猫のドライフードもしっかり吸い取ってくれています。
ただし長時間掃除機をかける人やパワフルモードで使用する人は、交換用バッテリーは必須です。
最後に「CL108FDSHW」のおさらいです。
- 業務用メーカーならではの安心感
- 吸引力は普通だか堅実な吸いっぷり
- アタッチメントが豊富
- 価格が安くコスパ抜群!
- コードレス掃除機デビューにおすすめ!
今回はこれまで。
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