
ブログでアフィリエイトを始めたけど、なかなか成約しないのよね・・・何が悪いのかしら?
こんにちは。ichi(@ichi_14blog)です。
副業ブログを始めたのはいいものの、なかなか商品が売れないそんな悩みを持つブロガーは多いです。
ブログから成約が発生しない場合、必ず理由があります。
商品やサービスによっても若干異なりますがセールスに必要な情報が欠けている点と、あるたったひとつの法則を理解していないのがほとんどの原因です。
この記事では売れないあなたのブログ記事を劇的に売れる記事に変える7つのチェックポイントをお伝えします。
- 商品が売れるための理解すべき法則
- 自分のブログがなぜ成約しない理由
- 記事改善の7つのチェックポイント
商品を売るために理解すべきたった一つの法則とは?

ブログからモノを売るためにはある法則をしっかりと理解しておく必要があります。
聞いた事があるかもしれませんが以下の3つです。
- PV(Page View)=閲覧数
- CTR(Click Through Rate)=クリック率
- CVR(Conversion Rate)=成約率
そしてこの3つを組み合わせが重要になります。
▶PV×CTR×CVRのしくみ

実はWebマーケティングでたったひとつの重要なのはこの「PV×CTR×CVR」という法則です。
それぞれ詳しく解説します。
PV(ページビュー)
PV(ページビュー)とは単純にページが読み込まれた回数を意味します。
グーグルの公式では以下のように定義されています。
ページビューとはブラウザにページが読み込まれる(再読み込される)ことです。ページビュー数は、閲覧されたページの合計数として定義される指標です。
引用:グーグル公式
例えば、Aさんがあなたのサイトに訪れて2つの記事を1回ずつ閲覧すると、ページビューは「2」ということになります。
PVが多ければ多いほど記事がたくさん見られている事になりますので、成約が発生する確率もおのずと高くなります。
PVが100のサイトとPVが10000のサイトでは、仮に同じ記事内容だとしてもPV10000のサイトのほうがたくさん売れるのは明らかですよね。
ブログを運営するにあたり、まずは多くのPVを獲得することが第一目標となるのはこのためです。
CTR(Click Through Rate)
PVはある程度理解している人でも、意外と良く知らないことが多いのがCTR(Click Through Rate)です。
簡単に言うと「CTR」は「クリックされた率」を意味します。
グーグルの公式説明は以下のとおり。
クリック率は、広告のクリック数を表示回数で割った値です。クリック数 ÷ 表示回数 = クリック率(CTR)の式で表され、たとえば表示回数が 100 回でクリック数が 5 回の場合、クリック率は 5% となります。
引用:グーグル公式
ブログ記事で言うと、記事内の商品購入へのリンクをどれぐらいの人がクリックして購入ページに移動したかという割合です。
例えば、PV100の記事で10回アマゾンへのリンクがクリックされるとCTRは10%になります。
下の図の赤枠部分は、実際のとあるASPでの私のCTRになります。

8.1%ということは仮にPVが1000だとすると、そのうち約80回商品がクリックされていることになります。
ジャンルにもよりますが、一般的な平均CTRと比べても高い方かなと思います。
参考までに業界ごとの平均CTRを掲載します。
▶グーグル広告の平均クリック率
カテゴリー | 平均クリック率 |
---|---|
出会い | 6.05% |
旅行・観光業 | 4.68% |
擁護団体 | 4.41% |
自動車 | 4.0% |
教育 | 3.78% |
不動産 | 3.71% |
健康・医療 | 3.27% |
法律 | 2.93% |
金融・保険 | 2.91% |
イーコマース | 2.69% |
産業サービス | 2.61% |
家庭用品 | 2.44% |
求人 | 2.42% |
消費者サービス | 2.41% |
B2B | 2.41% |
技術 | 2.09% |
これを見ると出会い関係が圧倒的に高いですが、その他の平均CTRは総じて2%~4%なので、あなたの記事のCTRがこれ以下だと改善の余地があるというわけです。
私たちブロガーはCTRを見ることで、記事が読者に刺さっているかどうかある程度判断することができます。
CTRが高い記事は、読者の共感を得ている証なので成約のチャンスが大きくなります。
CVR(Conversion Rate)
CVR(Conversion Rate)は良くマーケティング用語で耳にする「コンバージョン」というもので、「成約した率」を意味します
以下、グーグルの説明文です。
コンバージョン率は、コンバージョン数を、同じ期間中にコンバージョンまで追跡できる広告インタラクションの合計数で割ったものです。たとえば、インタラクション数が 1,000 回でコンバージョン数が 50 回の場合、コンバージョン率は 50 ÷ 1,000 = 5% で、5% になります。
グーグル公式
アフィリエイトの最終目標は商品を購入してもらったり、サービスに契約してもらうことなので、CVRが高ければ高い程効率的に収益化できているということになります。
CTRで説明した画像で言うと、一番右端の成果発生率がCVR(コンバージョン)になります。

これも業界によって異なりますが、一般的にクリック数からのCVRの平均は2~3%と言われているので、図のデータでは9.7%と高い方だと言えると思います。
先ほどと同じように仮にPVが1000、CTRが8.1%、CVRが9.7%とすると、
PV 1000 × CTR 8.1% × CVR 9.7% ≒ 7.85
約8件の成約となります。
ただし基本的に、ブロガーがCVRを調整することは不可能です。
読者は商品リンクをクリックしてからも、販売ページ先の関連情報を加味して最終的に購入をするかを決めるので、ブロガーがCVRに関与するのは難しいです。
一番大事なのはクリックされた率(CTR)

商品を売るのに理解すべきたった一つのこと、「PV(閲覧数)×CTR(クリック率)×CVR(成約率)」という公式。
この中で収益を上げるために特に重要なのはCTR(クリックされた率)です。
PVを増やすには記事をたくさん書けばある程度可能ですが、クリック率を上げるには内容が良質でないといダメです。
良質な記事とは読者が「興味・関心」を持ち「共感」できる記事であり、共感できない記事の商品リンクがクリックされることはありません。
つまり読者が「そうそう、それ知りたかったのよね」と思うような記事を書くことが、クリック率を上げる上で大切であり、成約数を伸ばす唯一の秘訣となります。
ちなみに前述したとおり、成約率(CVR)に関してはブロガーが関与できる範囲が少ないため、PVとCTRをどれだけ上げれるかにかかっています。
共感を得る記事を書くための7つのチェックポイント

記事から商品を購入したりサービスを契約してもらうためには、記事に「興味・関心」を持ち、「共感」してもらう必要があることは先ほど述べました。
ではなぜ「共感」必要なのか?
答えは「共感」できない記事は「信用できない」からです。
あなたは信用できない記事から商品を買いますか?
信用できない記事からはたとえその商品に魅力を感じたとしても買わないですよね。
商品を購入してもらうには「興味・関心が湧き共感し信用できる記事」書かなくてはいけないということです。
つまり「共感できない=売れない」となるわけです。
以上を踏まえて、売れる記事の条件を満たすのに必要なチェックポイントは7つ。
- メリット・デメリットは明確か
- 商品(サービス)詳細は載せているか
- 書き手の体験談を紹介しているか
- 他人のレビューを紹介しているか
- 他の製品と比較しているか
- 今申し込むべき理由を提示しているか
- 買った後の未来を想像させているか
詳しく見てみましょう。
① メリット・メリットが明確か
メリットとデメリットをはっきりと書かれていない記事に読者は共感を得ることはありません。
特にありがちなのはデメリットについて触れていないパターン。
デメリットを書くと商品が売れないのでは?と思うかもしれませんが、実際は逆で、読者が記事に求めているのは「不安を取り除いてくれるかどうか」という点が一番大きかったりします。
人は成功以上に失敗を恐れる生き物です。
読者に不安要素となるデメリットをしっかりと伝えることではじめて、商品を買うか検討してくれます。
メリットしか書いていない記事を信用できますか?できないですよね。
もちろんデメリットは嘘偽りなく明示した上で、メリットがデメリットを上回ることをしっかりと伝える必要があります。
② 商品(サービス)詳細は載せているか
扱う商品の基本情報は商品について初めて知る人もいるのでしっかりと掲載が必要です。
必要な項目は例えば以下のような点です。
- 商品の大きさ・重さ
- 商品の材質
- 商品の特徴的な性能
- 商品のシリーズラインナップ
加えて基本的な情報を裏付ける写真などがあれば、読者により明確なイメージを与えることができます。
写真は宣材写真ばかりを使うのではなく、自分で撮影した写真も織り交ぜると信憑性が増します。
③ 書き手の体験談を紹介しているか
商品のメリットやデメリット、詳細なスペックがわかったとしても読者が本当に知りたいのは書き手の「主観」です。
商品のメリットやデメリットを書き手は実際にどう感じたのか、リアルな「体験談」こそが読者の不安を取り除いてくれる一番の要素になります。
体験談は思いっきりあなたの感じた「主観」をかたることが記事の個性になり、共感につながります。
またサービス利用契約を促す場合は、申込や解約までの手順を丁寧に解説してあげることも重要です。
④ 他人のレビューを紹介しているか
自分の体験もさることながら、他の人のレビューを載せることも記事の信用度を上げるために重要な要素です。
例えばアマゾンのレビューには購入して初めて気づいた点や、買う前と買った後の印象の違いなど、たくさんの参考になる情報があります。
それらを紹介しつつ「自分はどう感じたか」を提示することで読者により判断材料を与えることができます。
マイナスな口コミを紹介しつつ、リスクについての考えも主張して「購入しても大丈夫」という印象を与えてあげるとベストです。
⑤ 他の製品と比較しているか
他の製品との比較は「ダブルバインド」という心理テクニックです。
例えば気になる人をデートに誘う時に、
- 「今度食事に行かない?」
- 「イタリアンとフレンチ、どっちが好き?」
どちらが成功しやすいでしょうか。
答えは後者です。前者は食事自体を断る可能性を残しているのに対して、後者は2者択一を提示している時点で食事に行く前提となっています。
商品やサービスを紹介する場合も、売りたい商品と異なるグレードと比較したりプランによる違いを紹介したりすることで、買わない(契約しない)という選択肢を除外します。
ライバルと比較する場合は、ライバルより勝っていることをはっきり主張しないと逆効果になる場合があるので注意です。
⑥ 今すぐ申し込むべき理由を提示しているか
これはいわゆるキャンペーンなどが該当します。
具体的な例だとこんな感じです。
- 「今なら〇〇が無料!」
- 「〇〇個限定!」
- 「〇月〇日までに申し込むとキャンペーン価格!」
ちなみに、やっぱり「無料」というのは圧倒的に刺さります。
人は「損をする」ことを極端に恐れるので、無料キャンペーンは「今動かないと損しますよ」という背中押しには最強の言葉です。
ちなみにリンクの下に補足的にキャンペーン内容を入れると成約率が上がるというデータもあるようです。
具体的にはこんなやつですね。

このあたりの購入への誘導ボタンの表現は、ワードプレスのテーマによって機能が異なってきますが、有料テーマを利用するとより視覚的に訴えることが可能になります。
⑦ 買った後の未来を想像させているか
商品やサービスを手に入れた後、読者の生活がどのように変わるのか現状と未来の違いを想像させてあげることで人は購買意欲がアップします。
例えば、
『ハイエースを買って家族でキャンプに出掛ける』
『一眼レフカメラを買ったら絶景が撮影できる』
といったように、商品を購入した後に得られる楽しい未来を提示してあげるのです。

ワクワクする未来を読者にイメージさせることができれば、成約率は格段にアップします。
あなたのアフィリエイト記事が成約しない理由:まとめ

アフィリエイト記事を書く上での大切な点を紹介しました。
- PV×CTR×CVRを意識する
- CTRを上げる
- 7つのポイントを意識して読者が共感できる記事を書く
最後にまとめです。
成果がなかなか出ない方はこれらをチェックしてみてください。
ブログの方向性でお悩みの方はこちらの記事もどうぞ☟
今回は以上になります。
コメント